「人生は常に孤独」佐々木、イン、マイマイン nrhg0104さんの映画レビュー(感想・評価)
人生は常に孤独
これからの人生で何度も思い出してしまいそうな良作。
自分の中の(佐々木)を囃し立てる(クラスメイト)を思い返して、恥ずかしい気持ちになった。
全てのシーンがどこか切なくて、何か暗く乾いた印象を受ける作品。学生時代の楽しい日々ですら、どこか何かを抱えた印象を受ける。
劇中でもセリフにあるとおり「人は誰かといても孤独を感じられる生き物」
佐々木も悠ニもユキもやっぱり、孤独。
カラッとした青春懐古映画というよりは、過去から今に繋がる人生の大部分である、将来不安な日常の描いた作品だと思う。
役者さんはみんな素晴らしく、特に佐々木を演じる細川岳さんは今後、追いたくなる役者だと感じた。
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