「「悲しみというより、もっとやるせない物語」 …そんな感じのお話でした。」悲しみより、もっと悲しい物語 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
「悲しみというより、もっとやるせない物語」 …そんな感じのお話でした。
コロナ明けに行った映画館で、この作品の予告を観ました。
全くノーマークだったのですが、なんとなく
雰囲気が良さそうな感じがしたので鑑賞することに。
で
鑑賞してから8日過ぎました。 ふぅ …。
レビューを書こうとしては
ラストシーンに至る
「主人公(男) =K」 の心情
それが、どのようなものだったか
そこに思いをめぐらせてしまい
キーボードを打つ手が止まってしまう。 う~む
◇ 以下、モロにネタバレです。ご注意くださいませ。
この「主人公(男)=K」クン
・余命宣告を受けた人間がいて
・自分の死後の、生活パートナーの女性のことが心配で
・良い配偶者とくっつけようと画策し
・見つけた相手に婚約者がいるのが分かると
・婚約破棄になるよう謀をめぐらし
・「主人公(女)=クリーム」と結婚させようとする
そんなシナリオを描いて行動に移しておりました。
そして
思惑どおりにクリームが結婚し
後は自分がひっそり死ねば、それでおしまい。
「主人公(女)=クリーム」は末永く幸せに暮らしました めでたしめでたし。
のハズだったのに…
入院中の病室に横たわる「主人公(男)=K」
意識も朦朧とするなかで
ふと気がつくと
隣に、嫁に行ったはずのクリームが。 …はい?
◇
この終わり方に対して
戻ってきたクリームに対するKの心情を考察
・せっかく自分から離れたのに戻ってきやがって …なのか
・なんとなくこうなる予感もあったんだよなぁ …なのか
どっちも正解のような気もするし
もっと複雑な気もします。
一方
戻ってきてしまったクリームの心情を考察
…しようとしたのですが …8日がかりで断念。 むむむ
一つ分かったこと
クリームの行動に「共感」できないと、作品の本質が理解できない。
この作品はそういうモノなのかも、と
そんな気がしてきました。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ゆたぼーさん、コメントありがとうございます。
織田裕二の出演作で、「似たような」作品…
うーん
…あ
「ボクの妻と結婚してください。」
でしょうか?
作品紹介を見る限り、似てるような気もしますが
未鑑賞なので詳しい事は何とも。。
ゆたぼーさんは、鑑賞されたのでしょうか
※2016年11月当時、私は他の作品に目もくれず
「この世界の片隅に」をリピート鑑賞してました。