「【誹謗中傷のSNSや男尊女卑、差別的思想を葛藤しながらも、自らの強い信念と素晴らしき楽曲で捻じ伏せた素晴らしき女性の姿の記録。】」ミス・アメリカーナ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【誹謗中傷のSNSや男尊女卑、差別的思想を葛藤しながらも、自らの強い信念と素晴らしき楽曲で捻じ伏せた素晴らしき女性の姿の記録。】
■このドキュメンタリーの素晴らしき点
1.テイラー・スイフトさんの13歳からの音楽キャリアと成功していく姿を描きつつ、
2.授賞式でカニエ・ウエストの乱入に戸惑い
3.SNSでの誹謗中傷に傷つきながらも
”病的に痩せた姿よりも、太っている方が良い”
”信念を持って、おかしいと思う事に声を上げる”
ー彼女の地位を考えれば、かなりリスキーな事。劇中でも、スタッフから再考を促される場面が映し出される。が、彼女は悩みながらも自らの信念を貫こうとする。-
ーテネシーという、共和党基盤の強い州で、自らの信念を信じ、民主党支持を表明する場面。-
が、虚飾なく描かれる所。
<”口のテープを剥がすときが来た。”
あらゆる差別思想に反感を表し、多面性を受け入れる姿に、一人の人間として深く感銘を受けたドキュメンタリー作品である。>
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