「青春のスローモーション」キネマの神様 悟空さんの映画レビュー(感想・評価)
青春のスローモーション
これは素晴らしい映画! 先に言っておきますが、沢田研二がとても良かったです。
青春は若い身体にこそ宿る。二日目の蝉。薔薇はその時にしか咲かない。年寄りがそれを共有しようなんて考えはおこがましい。でも私も自分の、あの鮮やかな時代を思い出すのは好きだ。青春は、希望と勇気に満ちている。傲慢で怖いもの知らず。残酷。青春は浅薄かで間違えやすい。恋愛、友人、劣等感、孤独、性欲。取返しの付かない大きなミスもあるし、それを若気の至りという。そして青春の笑いを老いて思い出すと、涙になる。観ながら感じさせられたことはこんなこと。
人生の質感を感じさせてくれるドラマ。孫のゆうた抜群。あんな孫、欲しいよ~!
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