「中身より感じるもの」キネマの神様 23kaさんの映画レビュー(感想・評価)
中身より感じるもの
映画好きとしてお祝いするべく見にいった
松竹映画100周年記念作品
過去から現在へつなぐ1人の男の話
最初は映画に関係ない現在の主人公を追及
そこから徐々に描かれていく回想シーン
過去の映画の作り方
セットや映画村の存在をこうして見てみると
今との映画の違いを改めて感じます
どんどん堕落していく男
その子を追いかけ続けた女
夢を叶えた男の親友
映画の歴史が進むとともに変わっていく人物や新たに出てくる人物
それでも変わらないものは何だったのでしょう
コロナという予想だにしない打撃
そして切り替えられた台本が正解だったのかはわかりません
映画が大好きなたった一度の男の人生
落ちるとこまで落ちたそんな人だったけれども、映画を観終わった感想は結局は主人公は映画の人だったということができるそんな映画でした
物語を楽しみたい方には向いていないかもしれません
それでも100年の重さは感じることができました
映画ってやっぱり素敵
遠い昔からある映画の文化を私は今後も大事にしていきたい
あ、エンドロールまで見逃しちゃいけませんよ
コメントする