「翔んだ埼玉、お好きですか??」とんかつDJアゲ太郎 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
翔んだ埼玉、お好きですか??
予告を見た限り、面白そうだとは思わなかったけれど北村匠海が主演ですよ。見ないわけないじゃないですか。ということで鑑賞。原作は未読です
まぁ、期待通りかな。
別に特段面白い訳でもないし、いい映画とも言い難い。それでも、好きなシーンはありましたよ。
渋谷にあるとんかつ屋、しぶかつの3代目店主になる予定のアゲ太郎(北村匠海)は、配達先として訪れたクラブでDJに衝撃を受ける。
まず、いい所から。
役者は素晴らしいです。
伊勢谷友介も伊藤健太郎も大好きな俳優さんです。
今回の件で嫌いになるなんてことは一切無いですけど、見る頻度が落ちてしまうのは悲しすぎます。
2人ともいい演技でした。伊藤健太郎は出演時間は短いが、やはりカッコイイ。伊勢谷友介はメインとして結構登場しているが、彼もまた素晴らしい役者だ。
小ネタが良い。
キャベツ太郎になってしまいます!→キャベツ太郎を食べているの展開には笑わされました。ちゃんと食べてんじゃんって笑
パパイヤ鈴木が出演しているのはビックリ。まいう〜、よく見てますよ。
この映画の大きな欠点
それは、全てが浅いし笑えない。
脚本が酷すぎるんですよ。
とんかつもラストしか揚げない、フロアも上げられているのか微妙。テンションすら上がらない
かといって、笑える訳でもない。北村匠海がコメディに合っていないんでしょうね。無理している感あるなと
映画である必要は全くなし。
深夜ドラマ(浦安鉄筋家族みたいな)の方がいいんじゃないかな。迫力無い、壮大じゃない、目標が浅いの映画じゃなくていい三本柱が見事に出来ていたので、原作知らないものとしてもガッカリ。
ベースも俳優陣も音楽もいい。土台は上手くできているから、もっと面白くできたんじゃないかなと思う。
人は誰だって失敗するって。でも、それを忘れたらそれこそ本当の失敗だぞ
コメントありがとうございます!
確かに、結局関係性はフロアととんかつを「あげる」ってだけでしたね。YouTubeもよく分かんなかったし
設定としては面白いのにな〜と鑑賞後も思っていたので、原作見てみますね。オススメありがとうございます♪
DJとトンカツに通じるものが何なのか、映画では全く表現されていませんでした。その2つを通して、細かく設定された背景の元、愛される各キャラクターとともに成長するアゲ太郎の物語なのに。
映画は残念な出来でしたので、原作ファンとしてはこれで嫌いにならず、マンガも読んでほしいと思いました!
お暇ができたら是非(^^)