「平成あるかも」あの頃。 かーなさんの映画レビュー(感想・評価)
平成あるかも
もちろん本が原作の映画なので多少のドラマ要素はある。
しかしベースとなるのは平成あるある。
当時のアイドル達、原作者と同じ剣と言う名前の主人公が映画をよりリアルにしている。
日常を描いているので退屈な話だと感じる人もいるかもしれない。
登場人物にはフリーターのような人もいて社会的には成功してなさそうだけれども、実に日々楽しそう。
推しがいる、仲間がいる。
それ以外のものも求めてしまうのが、一般的な社会人だけれども。でも、そんな彼らをちょっと羨ましくも思う。
女子の場合、仲良し◯人組、というと本当の仲良し。
男子の場合、新しく入ってくる人がいたり、グループ内に気の合わない人もいたりと個々の繋がりは緩いイメージ。その分グループの人数は女子より多い傾向にあり、自分が暇な時、誰かは付き合ってくれる。とりあえずたまり場に行けば誰かいる。いなくなる人がいても入ってくる人がいるから長く続く。
女性から見ると男子の友情は時に羨ましい。
新しく加入したり、卒業したり、男子グループの友達方式を持ち込んだハロプロは令和の今も続いている。
クレジットにあったけれど早稲田の同好会が協力しているようで時代を経てもアイドルオタク文化?は健在のようだ。
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