「2000年台初頭のあの頃と今。」あの頃。 ラグさんの映画レビュー(感想・評価)
2000年台初頭のあの頃と今。
冴えないベーシストの劔(つるぎ)が松浦亜弥のDVDを観たことでハロプロにのめり込み、共通の趣味を持つ仲間と共に青春を謳歌する話。
2000年台初頭のアイドルオタク達の活動をリアルに描写してて、没頭していく熱量というか圧が凄い。
ずっと同じまま活動していくことは出来ず、仲間たちも就職なんかで散り散りになって各々の生活を送っていく。
友人が病気になる展開は唐突だったけど、実際世の中、何があるか分からない。
一緒にバカ出来る仲間が居る、のめり込める好きなものがあるのはいいこと。
昔は楽しかったけど、今が一番楽しい。
過去のノスタルジーに浸るだけでなく、今の充実感に意識を向けることが大事と思わせてくれる映画でした。
コメントする