「スポコンに涙」弱虫ペダル ゆうぴさんの映画レビュー(感想・評価)
スポコンに涙
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永瀬廉くんのライトな茶の間ファンの18歳です。原作も5巻までは読了済です。誰も付き合ってくれず、一人で初めて近場のイオンで鑑賞しました。
個人的に永瀬廉くんが見れれば満足、という心持ちで、あまり期待はしていませんでした。
ところがどっこい、胸熱展開で体感時間が10分ほどでした。インターハイ出場が決まるまでの映画なのですが、初めの今泉と坂道のシーンや、最後のインターハイでのハプニングからの立ち直り、まさに、努力、友情、勝利の王道展開でした。自転車での躍動感も伝わってきて、こんな風に自転車走るまで、どれだけみんな努力したんだろう、とそれを考えるだけでも涙がホロリとしてしまいました。
この実写化は原作ファンから批判もあったりしたものですが、原作ファンにも是非とも見てほしいです。特に巻島先輩役の柳くんは、ビジュアル的にも完璧そのままでした。鳴子くん役の坂東くんもハマっていたように思えます。廉くんの顔が大好きで、個人的に声は高いなぁ...、と思っていたのですが、小野田坂道くんを演じている時の彼の声はとても可愛らしく、まさに小野田坂道そのもの、という感じでした。
個人的にこれは実写化でかなり完成度も高く、成功な部類だと思います。悪いところが思い浮かびません。強いて言うとするならば、寒崎ちゃん役の環奈ちゃんの顔色が悪くて心配になったくらいでしょう。
何より、初心者同然の俳優さんたちがあんなにキツい坂を登って、スタンディングオーべーションしたいです。
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