「終わらんのかい、終わらんのかい、いや終わるんかい!」おらおらでひとりいぐも サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
終わらんのかい、終わらんのかい、いや終わるんかい!
沖田修一監督かつ予告が面白そうだったので鑑賞。
期待はそこそこです。
うーむ。長い!笑笑
このゆったりタラタラした展開が面白い!という人もいれば、退屈で仕方ない!という人もいるだろうなと思ったそんな作品。
夫に先立たれ、孤独な暮らしをする日高桃子(田中裕子)は、寂しさが人となって話し相手になったり音楽を奏でたりしてくれ賑やかな日々を過ごすことになった。
役者は全員良き。
主演の田中裕子はこのほんわかした雰囲気にピッタリだし、寂しさの3人も和むし、蒼井優は短いながらにして印象深し。東出昌大は最近演技がすごく上手くなっている気がする...ええやん。
何気に六角精児と岡山天音が出演しているのがちょっぴり嬉しかった。
意外と考えさせる内容だなと。
生きる上で大切にするべきこと。愛よりも自由。
けど、自由の先には愛がある。
愛されること愛すこと。恋人でも友達でも世間でもご飯でも。
後半が結構無理やり繋げている感じがして疲れる。
終わるの??終わるの??終わっちゃうんかい。
全体的にゆっくり過ぎるから映画としては見れない。それが結構苦痛で眠たくなる
メッセージ性が薄くなってしまっており、脚本に荒さが感じられてしまう。もっと丁寧に短くするか、コメディ要素が欲しかったかなと。
ちょっと短めのドラマにした方が視聴率取れたし、脚本も物足りない。想像と違った...。
でもまぁ、濱田岳とか宮藤官九郎とか好きな人がいっぱい出てたからよしとするか。たまにはこういう映画もあり!
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