「ドキュメント女ののど自慢」おらおらでひとりいぐも カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメント女ののど自慢
孤独死を覚悟したばっちゃんの映画だと思ってました。おらおらでひどり逝ぐもだと思ったのです。まだまだ元気でよかったです。
木曜日のレイトショー。173席のスクリーンにおらひとりだけ。
おらおらでひとりで観るもん状態。
寂しい。
はぁ~
冒頭から恐竜のCGが写しだされた。
まだコマーシャルだべか。
じぇじぇじぇ おらみる映画さまづがえたんべか ボケたぁ~ やんだ~
あれから50年。
あの頃はゴキブリ一匹であんなに盛り上がれました。
あれから50年。
今は鬼の形相で、跡形なきまで叩けます。
旦那が死んで、3年。
お見合い婚約破棄し、おらこんな村イヤだ~と東京に出たども、住み込みの蕎麦屋、居酒屋、定食屋を流れ流れて、ふるさとの訛り懐かしさに勢いで結婚。気が付けば所沢の一軒家でひとり。長男はほぼ音信不通。嫁いだ娘も孫娘連れて来なさるが、金策目当ての親孝行。オレオレ詐欺にひっかかり、250万水の泡。「遠くの子供より近くのホンダ」は いざというとき役立たず。
病院で待つこと三時間、診療は30秒の日高桃子さんが歌います。
六角精二(どうせ)のメイク。吉幾三?ブラザーTOM?
周造が死んだのはおらがひとりで好きなことができるようにしてくれたんだと言うが、なんだか寂しい。
好きよ~あなだ~、今でも、今でも~とは歌わない。何あれ?鶯谷ミュージックホールのような懐かしのグランドキャバレーのセット。女ののど自慢だったら、夏木ゆたか見たかったなぁ❗
主婦をおちょくる寂しさ1号、2号、3号。うるさいよ。
息子の同級生の親切なお巡りさん(黒田大輔)。どっかで見たど。テレビ東京の深夜番組のフルーツ宅急便で見だ。濱田岳がデリヘルの店長役。おもすろがった~。
大正琴は郊外のブックオフ(HARDOFF)に山積み状態。新聞の通信販売欄によく出てた~買った人たくさんいだんだ。大正琴は悲しくなるなぁ。ばっちゃんすんだら趣味の遺品は売られですまうんだなや~ 悲しいなぁ~
体が動くうちが人間華ですね。
おらおらでひとりいぐも応援します。
返信の返信です。
多分「語る」は東北全般で通用してたと思います。
津軽弁の後輩もいましたけど、標準語と使い分けも上手いんですよね。
言葉もそうですが、トマトに砂糖をかけて食べるのは違和感ありです・・・
カールⅢ世さん、楽しいレビュー素敵ですね。
生の東北弁に触れたのは大学のときで、
「言う」ことを「語る」というのが驚きでした。
「フルーツ宅配便」見てたんですね!
やっぱり名作w
レビュー楽しく読ませていただきました♬
そうそうと共感することばかり(笑)
一年前までパルコ通ってました…懐かしいです。今は鬼滅の刃の一人勝ちですよね。それにこの映画の層は私を含め初老のおばさまが多いのでレイトショーはないです(笑)