「愛より自立だったり自由だったり」おらおらでひとりいぐも ぴくにっくさんの映画レビュー(感想・評価)
愛より自立だったり自由だったり
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殆ど一人芝居…ってわけではないけど、田中裕子あっての満足できる映画だ思う。
「愛より自立」夫に先立たれ、生まれて初めての一人暮らしになった事で「自立」を手に入れたオラは、心の中に沢山の仲間たちを作りノビノビ生きてる。
母もそんな事言ってたなぁ
女は強し…
寂しい時も有るけど、1人で生きる…
三年前に単行本を買って読んだんだけど、方言が読み難くて内容にもあまり共感せずブックオフ行きした小説。
張りのない生活は朝起きるのさえ億劫になる…前半は夫に先立たれ意欲のない日々が描かれているが、目玉焼きの黄身が2つあった辺りから「愛より自由」に目覚めていく姿が頼もしい。
田中裕子、観てよかった
長い歴史の中で命は受け継がれ、自身の存在価値を噛みしめる。
そしてずっとお誘いを断ってた頑なな気持ちも吹っ切れて、タマには卓球なんぞをして友達と遊ぶ日々も愉しいですね。
まさに未来の私だと思う…いや、もう片足突っ込んでるから映画館に足を運んだんです。
子供を育て充実した日々が懐かしいです…
あの頃は「もう一人のオラ」なんて出現するはずもない。
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カールⅢ世さんのコメント
2020年11月14日
コメントありがとうございました。
原作既読で、すでにブックオフですか。わたしは買ってもツン読が多いので、なるべく図書館です。終活も意識しだしておりますw