夜明けを信じて。のレビュー・感想・評価
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幸福の科学の総裁PR作品
これ、今まで観た幸福の科学の作品の中でも最低じゃないかな。
大川隆法が生まれてから1991年35歳の時にやった東京ドーム御生誕祭までを自分に都合よく作ったフィクションなんだろう。作品の中で「事実に基づくフィクション」って字幕出てたし。
信者からみると最高かもしれないが、信者以外の人から見ると滑稽でしかない。
なんの感動も無かった。
「人物伝・偉人伝」映画として傑出した作品(2020/10/16鑑賞)
本作は実話をベースにした教祖伝であり、人物伝であり、偉人伝である。
一条悟(大川隆法総裁)が、若き少年時代から会社を退社独立し、太陽会(幸福の科学)を立ち上げ、東京ドーム講演を開催するまでの過程を描いた物語。
友人、同僚、恋人、ライバル、両親、様々な人達からの視点で描かれており、心情描写、演技、演出のいずれを取っても、最後まで飽きさせず2時間以上の大作を支えてくれた。
近年の実話映画として鑑賞した記憶があるものでは、「杉原千畝」「ロケットマン」「グローリー」「グリーンブック」「黒い司法」「8年越しの花嫁」等があるが、教祖伝という特殊性を加味しても本作が劣ることはないだろう。
一条悟が過酷な商社時代を通してキャリアを磨くさながら、心に留めていた女性と葛藤するシーンでは、自らの人生にも一部共感できるところがあり不覚にも涙してしまった。
主演はさながら、脇役の演技も躍動感があり、主人公を照らすスポットライトの役割を見事果たしていた。
本作は実話ベースの映画では傑出した作品の一つとして列挙しても良いと思う。
神に愛される生き方
「公のために全てを捨てて生きる勇気」を垣間見た
星の数で観に行くと後悔します。
素直に感動
鬼滅の刃の実写版
実直さが生む奇跡
一条悟が宗教家として立つまでの回顧録。母、友人、同僚、上司、寮母、ヒロインと様々な視点から主人公の生き様が描かれる。
恐らく主役は、無名で実績もない役者だろうが、直向きに、誠実に向き合った軌跡が見られ、映画全体の雰囲気を高めている。登場人物は多いが、全体的に丁寧なつくりで、安定感がある。
モノローグの多用とCG技術、映画のトーンと合わないインサートカットは気になるものの、多用されるフォークソングは時代性もあってか馴染んでいた。劇伴も幅の広さが見られる。
他の演者の演技も自然で、感情の機微も上手く描けている。ラストのヒロインの涙は、日本映画の中でも秀逸だろう。
宗教家になるという現象にフォーカスせず、主人公の内面や人柄を複数人の視点から描くことにより、胡散臭い宗教映画を回避している。こういう映画が布教されるなら理解者もふえるだろう。
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