ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のレビュー・感想・評価
全274件中、1~20件目を表示
別人だけどマッツ・ミケルセンは良かった
グリンデルバルドさんがジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに変わって完全に別キャラクターっぽくなっている。単に役者が変わっただけというより、芝居のアプローチそのものが違っている感じがある。ジョニー・デップはエキセントリックな悪という感じだったが、マッツ・ミケルセンは理知的な大物フィクサーみたいな感じ。これはこれで存在感ある悪役なので、いいのだけど。
今回の物語の中心的な存在は主人公のニュートよりもダンブルドアとグリンデルバルドなので、主役の存在感は薄くなっている。ニュート自体が背負っているドラマが薄いし、ドラマの見せ場としてはジェイコブとクイニ―のロマンスの方が多い。周辺のドラマは濃いけど、中心の主人公のドラマが薄いせいか、全体的な推進力が弱く感じる。
しかし、面白いことは面白い。魔法動物たちが相変わらず可愛いし、本格参戦のユーラリーはカッコいい。ジェシカ・ウィリアムズを今作で見て、これから注目していこうと思った。
笑えるシーンもあるなど前作よりは出来は良いが、まだ内容に唐突な面は残る。とは言え、終わり良ければOKか?
タイトルは「ダンブルドアの秘密」ですが、タイトルにするほど大きな秘密なのかは、見る人によって分かれるでしょう。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、第1弾の際は“イントロ的な内容”で、登場人物の紹介と楽しい魔法の世界観や恋愛模様などを描くことができていて普通に良かったと思います。
ただ、第2弾の際は、原作者J・K・ローリングが、映像とダイレクトにリンクしないといけない「映画の脚本」を担当していたのが悪い面として出てきました。
「黒い魔法使い(グリンデルバルド)の誕生」という題名のため物語がダークで、内容を詰め込み過ぎている面もあり、映画としては入り込みにくくなっていました。
その反省もあり、本作では脚本をJ・K・ローリングだけに任せることをせず、映画「ハリー・ポッター」シリーズで7作品の脚本家を務めたスティーブ・クローヴスが「共同脚本家」として参加することになりました。それが機能し、本作は第2弾よりは良くなっています。
ただ、内容を詰め込み過ぎる面はまだ残り、唐突な展開も少なくなく改善の余地はあります。
しかも本作の内容は、さらに深く凝っているため、これまでの登場人物や背景などをキチンと予習しているかどうかで、楽しめるかどうかが大きく分かれる作りとなっています。
さらには、物語が「かく乱」を1つのテーマにしているからか、割と断片的な構成が目につき、途中は、何をやっているのかが分かりにくかったり、「ツッコミどころ」もあったりします。
このように、「ファン愛」を試すような作品になっている面はありますが、第2弾との明確な違いは、最後まで見ていれば、ラストシーンが第1弾の時のように良い終わり方をしているので、最終的には「心地良い」と感じる点でしょうか。
映画は、ラストで感想が分かれる場合が多いため、最終的にはポジティブな印象を持つ結果になる構造になっていると感じます。
課題を残しつつも本作の段階で、シリーズの大枠は描き切れたため、予定されている残り2作では、さらに見やすく出来の良い作品になることを期待したいと思います。
ちなみに(諸事情で)グリンデルバルド役が前作までのジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに代わりましたが、これはキチンと事前に知っていれば問題ないですし、私はマッツ・ミケルセンの方がダンブルドア(ジュード・ロウ)の相手役にはピッタリなイメージでした。
ダンブルドアとグリンデルバルドが ゲイ(男性同性愛者)であることが映画の中で描かれている。 中華人民共和国でもこの映画は公開されたが、 中国国内では同性愛に関する6秒の台詞は削除されている。
動画配信で映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」を見た。
2022年製作/143分/G/アメリカ
原題:Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2022年4月8日
エディ・レッドメイン
ジュード・ロウ
マッツ・ミケルセン
アリソン・スドル
ダン・フォグラー
エズラ・ミラー
ジェシカ・ウィリアムズ
ユーラリー・ヒックス
カラム・ターナー
ビクトリア・イェイツ
キャサリン・ウォーターストーン
ジョニー・デップは元妻アンバー・ハードへの
家庭内暴力に関する「ザ・サン」の記事に対する
名誉棄損裁判に負けたことでこの映画を降板している。
ダンブルドアとグリンデルバルドが
ゲイ(男性同性愛者)であることが映画の中で描かれている。
中華人民共和国でもこの映画は公開されたが、
中国国内では同性愛に関する6秒の台詞は削除されている。
魔法界では、指導者アントン・フォーゲルの任期満了に伴い、
次期指導者を決める選挙が行われようとしていた。
心清き者にひざまずく習性を持つ魔法動物
「麒麟」をグリンデルバルド一味は殺した。
グリンデルバルド一味は選挙を自分に有利に進めようと企んでいた。
魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い、グリンデルバルド
の野望を阻止しようとニュート、ダンブルドア、ジェイコブ、テセウス
らのチームは動き出した。
143分となかなかの上映時間だが長さは感じない。
クイニーとジェイコブ、
ティナとニュートの愛情もちゃんと描かれている。
魔法動物たちが皆、愛らしい。
ファンタスティック・ビーストシリーズはあと2話の制作が予定されている
完成を楽しみにしている。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
最後まで観られるけど記憶には残らない作品 魔法生物どうこうがファン...
最後まで観られるけど記憶には残らない作品
魔法生物どうこうがファンタビだったはずなのに今作完全におまけ程度
出さないわけにはいかず無理矢理ストーリーに捩じ込んだみたいな使い方
タイトルにビーストをつけてしまった事で自らの首をしめている結果となった
ポッターに比べると主要キャラ達が薄くてあまり印象に残らない
あまり盛り上がらないかも
もはやファンタスティックダンブルドア
主人公ニュートは影を潜め、ダンブルドアが主人公ばりの活躍を見せる。
ビーストも、前作よりは出てるかなという感じ。
グリンデルバルトの配役が代わり、違和感しかない。
雰囲気もかなり違う。
ギャングのボスからマフィアのボスに代わった感じ。
すっかり全三作だと思ってたけど、どうやら五部まであるみたい。
あれだけフィーチャーされてたクリーデンスもなんかパッとしない。
煽りに煽って、次作で拍子抜けするこの感じ、ソロモンの偽証と同じパターンだ!
魔法バトルも激しいが、前作でニコラスフラメルがめっちゃ凄い炎と戦ったシーンの方が迫力があったような…。
なんだが二作目より好評価らしいが、個人的には微妙だった。
でも、次回作こそはダンブルドアがもっと激しい戦闘をするはずだという期待感はある。
もっと魔法動物が活躍してほしい
繋がりたいから繋がらない関係の物語。麒麟がくる
内容は、ファンタスティックビースト パート3ハリーポッターシリーズ以前のお話。今回はハリーポッターシリーズのダンブルドア校長を取り巻く周囲の人達にまつわる若き日の取り返しのつかない刹那に感じる悲恋と愛憎のお話。
印象的台詞は『僕等は完璧じゃ無い。どんな過ちを犯しても正す努力は出来る。大切なのは、その努力だ。』ラリーの言う台詞。ダンブルドアが過去に起こった兄弟喧嘩による取り返しのつかない事故で妹を亡くし失望している時の台詞は、物語最後の自身に関わる甥っ子クリーデンスを守る為に兄弟が協力しグリンデンバルトとの三つ巴の争いの中で、あの時守れなかった妹を守れる努力が成果を出す場面に繋がりカタルシスの解放を感じた。あぁ無情。
印象的な場面は、今回も寒そうなドイツやホグワーツ城が見えた所です。テーマ曲と合間って非常に良い。世界旅行感増し増しでスペクタクルが凄い。『遠く唐の国では、乱世で世が荒れる時には、覇者の前に麒麟が現れると聞く』とNHKの麒麟がくるを思い起こさせる様な一本筋の通った話は見易くて上手い演出だなと感じました。
印象的な状態は、映画の冒頭からグリンデンバルトとダンブルドアがお茶するシーンで2人の関係性が明るみになる時です。これをいきなり持ってくるかぁ?!驚きと潔さを感じます。
全体的に、上手くまとまりがあり伏線も素晴らしい作品だと感じます。5シリーズ予定の三作目で、グリンデンバルトの人となりが明らかにされ次のクリーデンスと🐍の繋がりや最終決戦に向けてどのように関わっていくかが楽しみです。次回作でもグリンデンバルトは別人や演じるかもしれないと思うと色々な楽しみも増え次回作が待ち遠しいです。全体的に暗くつらい話の中に幸せや笑いがあってギャップの効いた面白い物語です。
2よりはストーリーも多少進んで映画としての面白さはあった。 釈然と...
2よりはストーリーも多少進んで映画としての面白さはあった。
釈然としない点は多々あるが、チマチマと揚げ足取りしても仕方ないね。
今作はアルバスが良いモン集めて悪モンと戦う話。
ニュートとテセウスの絡みが増え微笑ましいシーンもあったのが良かった。
アルバスホモ設定はキモい。こんな設定いらんやろ。
グリンデルバルドが突然中井貴一になってて笑った。
続編は制作の噂も無いようなのでしばらくさようなら。
魔法動物だけでなく、何故かジェイコブにも癒された!
「ファンタビ」シリーズの第3弾を鑑賞。ハリポタシリーズも好きで、全作品を鑑賞していますが、ファンタビの特長として映画に登場する愛らしい魔法動物たち。
今作でも、ニュートの相棒でもある小枝のようなボウトラックル、キラキラしたものが大好きなニフラーをはじめ、心の美しいリーダーを選ぶキリンの子は愛らしくて可愛く、登場する魔法動物に癒されました。
物語としては、黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かうため、魔法動物を愛する主人公のニュートが、恩師のダンブルドアや魔法使いの仲間だけでなく、魔法を使えない人間(マグル)も入れた寄せ集めの凸凹チームで立ち向かうというもの。
特にマグルのジェイコブが愛嬌があって、なんだかチームのマスコット的な存在感で場を和ませていて、シリーズを重ねる中で一番好きなキャラになってました。
黒い魔法使いグリンデルバルド役に、前作ではジョニー・デップが演じていて期待していたけど、マッツ・ミケルセンに変わっていたので驚きましたが、違う意味で良い味が出ていたように感じました。個人的には、ジョニー・デップがどう演じるか見てみたかった…。
ラストは、ある意味ハッピーエンドで終わったので良かったと感じましたし、今回は出番がほとんどなかったティナがラストで主人公のニュートと再会するシーンは、なんだか胸にグッとくるものがありました。
一本調子の仕上がり
IMAXレザーで鑑賞
前二作、自分にとってはこねくり回したなあという記憶ぐらいしかないなかで鑑賞。今回は単純明快なストーリーで気分爽快でした。このくらい単純な方がいいです。
・ニュート、もっと活躍させても・・・ということでアクション系はそんなになかったし、ダンブルドア先生とグリンデルバルド中心に展開される大人しめな印象。
・とはいえ、大ラスの戦いは良かった。とても迫力を感じました。なんでか分からないですがゾクゾクしました。
・いきなりですか?ダンブルドア先生の秘密・・・・(笑)ということで、しばし頭が混乱しました。
・ということで、ダンブルドアとグリンデルバルドの妄想は捗るでしょうねえ。そっち方面の人たちには丼飯五杯は余裕かと。
自分にとっては一番面白いファンタスティック・ビーストでした。
全274件中、1~20件目を表示