「スーパースターの光と影…」エルヴィス KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパースターの光と影…
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長年連れ添ったマネージャーのパーカー大佐の語り口で始まる。正直、エルビス・プレスリーをあまり知らなかったから、ブラックミュージックで人気を博したのも知らなかった。彼の歌いながら踊る姿は当時としては珍しく、女性を熱狂させた。それが社会問題になるほど。その後、キング牧師やケネディ兄弟の暗殺などアメリカの負の歴史がどうエルビスに影響を及ばしたかは実際分からないが、何でもありの時代、何が起きていたとしても不思議では無いと思う。パーカー大佐に縛り付けられ、働かさられ、金も毟り取られ、精神も蝕まれていく、そして益々薬に頼るようになり、妻や子供も離れていく。スターの伝記映画はほぼ薬に頼り、命を落とすがエルビスもとても若くして死んでしまう。エルビスの収入を搾取したパーカー大佐の責任は重いが、彼でないとエルビスをここまでのスーパースターにできなかったかも知れないとも思う。
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