「白と黒」エルヴィス よっしぃさんの映画レビュー(感想・評価)
白と黒
エルビス・プレスリー・・・
名前は知っているが、リアルでは見ていない。
歌もあまり知らないが、どのような人物だったのか気になり鑑賞。
今から50~60年ほど前、白人と黒人が隔離された時代について、
初めてまともに学んだ気がした。
腰を動かして歌うことがこんなに問題なったのか。
ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスが問題となり、
警察に監視されるとは。
何よりも、エルヴィスとパーカー大佐の関係性。
言葉巧みな大佐にいいように扱われ、騙され。。。
でも、大佐がいなければエルヴィスがここまでのスターになれなかった可能性もあり。
まさに白と黒、いつの間にやら持ちつ持たれつ。
エルヴィスの人生の浮き沈み、華やかなステージ上の姿と苦悩のプライベートの姿。
ここにも白と黒の対比。
この映画、エルヴィスだけでなく大佐も主役だったのか。
いや、むしろ大佐が主役?
エルヴィスを演じたオースティン・バトラーもよかったが、
やはり大佐を演じたトム・ハンクス、素晴らしい。
ボヘミアンラプソディほどの感動はなかったが、これはこれでいろいろと
感じさせる映画であった。
コメントする