劇場公開日 2022年7月1日

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「エルヴィスを知れてエルヴィスを好きになる」エルヴィス りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エルヴィスを知れてエルヴィスを好きになる

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

ビートルズやクイーンなどに影響を与えたエルヴィス・プレスリー。腰を振り、つま先立ちするセクシーなダンスで熱唱するエルヴィスに、女性客たちは興奮し、熱狂は全米に広がっていった。しかし、あっという間にスターとなった一方で、黒人差別が当たり前の時代に、ブラックカルチャーを取り入れたダンスは世間から非難を浴び、ライブを行うと会場は警察に監視されたが、エルヴィスは自分のスタイルをやめなかった、また、エルヴィスは国外のツアーを希望したが、マネージャーのトム・パーカーに阻止された。その理由は後でわかるが・・・,そして最後は42歳の若さで心臓発作、薬物中毒によって亡くなった。そんなエルヴィスの生涯を描いた作品。

マネージャーのトム・パーカーに搾取され続けたエルヴィス・プレスリーというのを知れて、彼が気の毒になった。そして、エルヴィスの不遇の生い立ち、ブラックカルチャーに自然に馴染んでた幼少期を経験した事を知れて、彼が好きになった。
憎まれ役のトム・パーカー役のトム・ハンクスはさすがの演技だった。
妻プリシラ役オリビア・デヨングが美しく可愛かった。
歌手の映画は最近よく観るが、クイーンのボヘミアンラプソディ以来の感動した作品だった。

りあの