「バット刑事マン」THE BATMAN ザ・バットマン kekeさんの映画レビュー(感想・評価)
バット刑事マン
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元々サスペンションやスリラーが好きだからか、
ジョーカーを見た程度の自分でも十分に楽しめた。
主人公のブルース・ウェイン。喜怒哀楽から喜楽が完全に消えている。
そのためおふざけは一切無しでしっかりサスペンスをしている。
全体を通して重苦しく緊迫しているので、
どっぷりハマるために良い席で集中して見ることを勧める。
陰鬱なBGMも含めて、やっぱり映画館で見て良かったと思う。
仮面ライダーもスパイダーマンもやらない徒歩の登場は逆に新鮮だった。
場所は冷たい雨風でざらついた地下鉄やらトンネルやら。
ロボコップやターミネーター1&2の雰囲気だろうか。それはもうやばい奴が来た感がひしひしと。
ただ高い所から落ちるときはちょっとブルっているし、着地もパラシュートが引っかかって失敗して転げ回っている。
それすら笑いにさせないところがこの監督の力量かもしれない。
今回の敵リドラーが収監された隣の檻にはジョーカーがいる。
彼が光を浴びるシーンが待ち遠しい。
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