「どこまでも重く仄暗い雰囲気がとてつもなくたまらない」THE BATMAN ザ・バットマン ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
どこまでも重く仄暗い雰囲気がとてつもなくたまらない
3時間の上映時間があっという間に過ぎていった。
冒頭のシーンから続々する展開で今までの作品を楽しみ、ゲーム等でも何度もその世界に足を踏み入れてきたゴッサム・シティがそこにはあった。
重苦しい雲に雨のシーンがとにかく多いw
今までバットマンを見てきた人は違和感なく入ることができると思うが、初めて鑑賞する人は陰鬱な気分で楽しめるのか?w
全体的な構成としてはエンタメ感は少なめで少しずつ明らかになっていく進行にドキドキしながらのめり込んでいっていしまう。
おなじみのガジェットやヴィランも出たりでちょっとそれだけでテンションが上がるw
個人的にはペンギンが出てくるのは嬉しい(コリン・ファレルって気付かなかったww)
バットモービルやカーチェイスのシーンも楽しめた、IMAXでもないのに爆音にびっくりw
(バットモービルだけど、今回の型は好きじゃないなー、しかも式典にブルースが乗り付けてなかったっけ?w)バットポッドは出てこなかったような、、、?
ブルースの乗っていたカフェっぽいバイクはかっこいいし、キャット・ウーマンのバイクもカッコいい。
ツッコミどころが無いかと言えばそんなことはない。
今回のバットマンは結構反撃に合うなwと見ながら思っていた。今までも無いことはなかったが、もっと圧倒的にやっつけるイメージ。またアクションもダークナイトはジョン・ウィックや時代劇の様な殺陣の流れる動きが鮮やかであったが、今回は力任せ感がすごい感じがしたw
殴る時のあの重いSEは同じかw
今回も殺さずのルールは守り、やっつけるが、何人か高い足場から落ちていったのでは?ww
バットマンが「USBポート」とシブく話すシーンもなぜか面白かったw
冷静に見るとやはり変態コスプレ野郎なのか?w
リドラーからのなぞなぞが出るシーンでバットマン早く答えすぎw(時間が無いのはわかるが、、、。しかも間違えてペンギンに詰め寄るしw)
主役のパティンソンの闇を抱えた表情や動きはバットマンをよく捉えているし、全体的な作品の作りも原作への惜しみないリスペクトを感じられました。
また今まで以上にゴードン警部補やアルフレッドとの絡みがおおいのも個人的には評価点が高い。
今までのバットマンとは違った見せ方が非常に新鮮であり、楽しめた。
アクションシーンも楽しみの一つだったのでそこは今ひとつであったが、続編ではどうなるのか?
またジョーカーやその他のヴィランはどのように描かれるのか?
今後も非常に楽しみな作品です。