「名探偵バットマン」THE BATMAN ザ・バットマン Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
名探偵バットマン
バットマン
DCコミックスの出版する漫画に
登場するスーパーヒーロー
戦前から創作され架空の犯罪都市
ゴッサムシティで
表向きは慈善家の孤児
ブルース・ウェインながら
その実態は執事アルフレッドの
協力で人知れず
悪人を懲らしめライバルの
ジョーカーやペンギンらと日夜
戦い続けている
アニメや映画など様々な展開を
続けている
忍者になった事もある
マーベルに対抗するように
しょっちゅう映画化されてる
バットマンだが
クリストファー・ノーラン
による刷新以降陰鬱な
世界観がフィーチャー
され2019年にはいまだに内容の
考察に議論がなされるスピンオフ
「JOKER」も話題となった
今作はバットマン初期のまだ
ロビンらと戦う以前の頃を
リメイク?リブート?という
感じでまあマーベルと同じ
ような仕切り直しシリーズ
もう今後展開する何かの一部
かのように予告で既に
別のバットマンが出てきて
なんかやってる様にはもう
ウンザリした感じあります
個人的に一連の
アメコミユニバースに食傷気味
なのもありますが
で今作は予告などの世界観からも
JOKERの世界観を踏襲した
暗い暗い心象風景みたいな
感じなんでしょ?と箍をくくって
いたらえらくフツーに淡々と
展開するミステリーでした(笑)
こないだのナイル殺人事件より
ミステリーしてたよ
ただテーマ自体は
名士の表の顔と裏の顔
みたいなのを許せない
会計士出身の殺人鬼リドラーが
殺して回るうちブルースが
尊敬する父についての
闇の部分を示唆されつつ
真相を突き止めるもの
ですがお話部分は今更感全開で
もうすこし捻りがないのか
と常に思ってしまう感じ
この映画180分もあるんですよ
その割には同じようなセット
同じようなビジュアルが
行ったり来たりで
さすがに冗長的
コリン・ファレルのペンギンも
確かに誰だかわからないくらい
すごいメイクしていますが
あまりに変えすぎて
もうこういう顔した人でよくね?
って感じの空回り感します
あとレニクラの娘ゾーイの
演じるキャットウーマンの
マスクが日本人には
泥棒の「鼻掛け」にしか
見えなくてなんかしまらない
(いやまあ確かに泥棒なんだけど)
ただ主役のロバート・パティンソン
「TENET」では特有の意味深キャラで
話題となりましたが今作の
どこか影のあるピュアな青年役も
ハマってました
アクションはあんまりぎこちない
感じでしたが最初期のバットマン
という設定ならアリなのか?
あと日本でも3・11公開で
終盤のあのシーン
おいおいマジかって日本人は思って
しまいますよね
他意はないと思いますが
別の意味で唖然としました
製作のご都合でまた真っ新な
リメイクされたりまたごちゃごちゃ
やるんだろうなと思うんで
そろそろ次はスーパーマンか?
とか思っちゃいます
でもこんだけブーブー言いながら
暇だったら観に行くんでしょう(笑)