「賛否両論になるのは必然」マトリックス レザレクションズ 田中克明さんの映画レビュー(感想・評価)
賛否両論になるのは必然
まず、続編を製作してくれて本当に感謝しています。
前作でトリニティーが亡くなり、ネオも自己犠牲にて人類を救ったものの、
どこかで生きていて欲しいと願っていたので復活してくれて本当によかったです。
以下、簡単に分かりやすく自分の評価点を記載したのでご参考下さい。
【良かった点】
・上記の通りネオとトリニティーが復活した点
・難解に思えるかもだけど、続編を作るとするならば、
非の打ちどころのないストーリーコンセプト
・アナリストの人間の感情を理解している敵としての不気味さ
・ラストの屋上での2人が見つめ合うシーン
・ファンにはたまらない前3作のオマージュ
【残念なところ】
・スミスとモーフィアスの配役変更
→めちゃめちゃ頑張ってましたけど、感情移入が正直薄れました。
・ネオの活躍が控えめだった点
→最後アナリストの動きについていけるようになったり、
新たな映像技術等で後半大活躍していれば、
批判しているライト勢の大方を味方につけれたのではと思います。
・最後の敵がヘリコプター2台w
→しかもトリニティーに抱えられて逃避行は残念でしたw
・今回初出の専門用語が多かった点
→モーダル、バイナリー、スーツ、シンシエント、ボット、スウォームモード、DSI等
パンフで説明はあるもののライト勢を混乱に導いていたのではw
特にスーツは未だ説明なし(デウス・エクス・マキナ等、機械側の支配者陣の事かな)
以上、また上記を改善して新たなマトリックスで大活躍するネオやトリニティーの続編を観たいです。