「ファンとして最&高」マトリックス レザレクションズ いとーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンとして最&高
ネオとトリニティがお互いを認識して手を取り合う時に涙が止まらんかった
最終決戦でトリニティが死んでネオもまた死に、二人がいない世界で世界に平穏が訪れたことに自分自身がどこか納得できないでいた
それがこの作品でまた二人が巡り会えたことに、22年かけてようやくモヤモヤが取れた
それにしてもオープニングからもう22年前のマトリックスのリブートであり、そこからのストーリー変化
もうこの時点で興奮MAX状態
エージェントがモーフィアスっぽいと思ってたらスミスとモーフィアスの融合だけど、こんなにモーフィアスってコミカル?と思いつつ、変化と言う意味で納得
過去三部作の世界観を説明しつつ、実はゲームの世界だったという設定だけど、ファンとしては何でも受入可能状態
第一作のマウス、スイッチ、エイポックによく似たキャラが出てきたり、ナイオビが本人だったり、第三作のサティが大人になってたり、ストーリーが進む毎に同窓会気分
シーンで言えば、モーフィアスが拷問されてスプリンクラーの雨の中、ネオが救助した第一作の逆が早い段階で出てきたり、ヘリからの薬莢の雨とか、洗面台が壊されるんじゃなくて洗面台で殴るとか、細かいけど各シーンがちょっとずつ変化していて、多分、感嘆の声がかなり漏れてた(隣の人ごめんなさい)
トリニティの覚醒とかもう最高すぎる
エンドロール入る時にレイジのWAKE UPが流れるとか鳥肌止まらん
ある意味、自分の映画の見方を根本から変えてしまった第一作がベースにあるので、思い入れが半端なかったが、過去三部作見てない人は「ちょっと何言ってるか分からない」状態だし、そもそもストーリーが難解だから、多分、賛否両論がはっきり別れる作品ではある
それでも自分の映画史でベスト5に入る作品である