「【”新しき世界への飛翔。真の愛は時間と、マトリックスの壁を越える・・。”今作は、マトリックス三部作を観ておくと、面白さが倍加します。観ていないと、超難解映画に・・。究極の恋愛映画でもあります。】」マトリックス レザレクションズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”新しき世界への飛翔。真の愛は時間と、マトリックスの壁を越える・・。”今作は、マトリックス三部作を観ておくと、面白さが倍加します。観ていないと、超難解映画に・・。究極の恋愛映画でもあります。】
ー マトリックス三部作、最終章公開から18年。
最終章の結末は、見る側にネオ(キアヌ・リーブス)の生死を委ねるかの如く、幕を閉じた。ー
◆感想
・序盤は、やや戸惑う。
ネオはトーマス・アンダーソンとして、ゲームデザイナーとして、精気の無い表情で過ごしている。
- 明るいトーンの映像から、彼は”マトリックス”に戻り、退屈な日々を過ごしているのであろう、と推測。更に、彼は精神分析医(ニール・パトリック・ハリス)にも通っている。-
・ある日、彼が喫茶店で見た女性。それは、且つて彼が深く愛したトリニティー(キャリー=アン・モス)だった。驚く、ネオ。だが、彼女には伴侶と二人の子供がおり、夫からは、ティファニーと呼ばれている・・。
- 二人が、握手をする際の”何か”を思い出したかのような表情が印象的なシーンである。-
□ここからの展開が、マトリックス三部作を観ていないと(観ていても)やや混乱する。
が、良く観ていれば状況は、徐々に分かって来る。
ネオもトリニティーも現実世界のカプセルの中で、粘着性の液体の中で眠っているのである。
・現実世界では、ネオは伝説的な人物になっており、ムネモシュ号の若き船長バッグス(ジェシカ・ヘンウィッグ)を筆頭に、”マトリックス”でのネオを見る際の、憧れの表情が、妙にオカシイ。
- 前作から、18年だものなあ・・。ー
・”マトリックス”でネオが所属するゲーム会社の名前が、”デウス・マキナ”と言うのも、何故か嬉しい。社長の名前は、スミスである。
- 「マトリックス・レボリューション」に出てくるマシン・シティーを牛耳っていたのが、”デウス・エクス・マキナ”である。成程、そういう事か・・。ー
■特に、印象的なシーン
・”マトリックス”で、ティファニーが、トリニティであったことを思い出さないと、ネオの負けというシーンでの、鮮やかな逆転劇。
- 真の愛は、時と”マトリックス”の壁を越えた事が分かるシーンである。-
・そして、マトリックスでの覚醒したスミス達の激しすぎる攻撃を交わし、ネオとトリニティが、高層ビルから飛翔するシーン。
”二人は落ちる、落ちる・・、能力が完全に戻っていないのか!””と思いきや、まさかのトリニティの更なる覚醒!。
- いつも、ネオに助けられていたトリニティが・・。
”女性はいつも助けられる側と誰が決めたのだ!”と、ラナ・ウォシャオスキー監督は、このシーンで言いたかったのだろうか。ー
<今作は、レビュータイトルに記載した通り、マトリックス三部作を観ていないと、ついて行けない部分が多いと思う。そもそも、マトリックスの第二作、三作は難解なのである。
この、SF&恋愛映画を楽しく鑑賞するには、サクッと三部作の復習をしておくと、面白さは倍加すると思います。
それにしても、こうして新作を見ると、マトリックスシリーズって美しき恋愛映画でもあったのだなあ、と今更ながらに気付かせてくれた作品でもある。>
こんにちは😃
私的には過去3部作もネオはいつもトリニティに助けられている、トリニティいないと何もできないネオ、と思ってました。
なので今回もやはり、と微笑ましく観てました。
良し悪しは別にして、マトリックスワールドをまた堪能できて嬉しいです。
コメントありがとうございます。
この手法は10年以上前からあってアニメ観る人からすると無難な手法です。
売上があれば永遠に楽しめますから。
ただエウレカのようにコケることはあります。
今のマトリックスと同じですね。
僕はアラ60の二人が再び時代を切り拓くストーリー、今の時代にハマっていてナイスアイデアだと思いました。
難しいと感じた人が多いみたいですね。
もっと楽に鑑賞していいと思います。
コメント、ありがとうございます。
その昔ものすごーく夢中になりました。スクリーンセイバーもマウスパッドも、マトリックスコードを使っていましたよ。
なんだかあの頃の自分を懐かしくもなりましたね…