「ウィル・スミス渾身の演技!」ドリームプラン masamiさんの映画レビュー(感想・評価)
ウィル・スミス渾身の演技!
はい。良く私の馬鹿レビューを覗きに来て頂きました。
ありがとうございます。
スボ根ドラマですか。それはそれは大好きでございます。他の皆さんも仰っていますが、「巨人の星」今の視点で見ると、とんでもない!だって子供に大リーグ養成ギブスを付けさせるんですよ。はい児童虐待!即逮捕!
飛雄馬は家の中でも壁当てでピッチング練習をします。家の壁にボール大の穴が空いてます。そこから外に向かってボールを投げますね。木に当たって、その穴からボールが戻ってくるんですが・・・
いや絶対無理だろ!重力があるし。まるで漫画だよ‼️
だから漫画ですけど
同じ梶原一騎、原作のタイガーマスクも凄い。よく言う虎の穴って言う言い回しもここから。虎の穴では水泳があるんですが、水の代わりにコールタール。嘘でしょ?
ある日謎の覆面レスラーと対戦します。中身はジャイアント馬場さん。しかし・・・
誰も気づいていない。いや気づくだろ!独特な体型だからね、シルエットでわかるだろうが!まるで・・・
漫画だよ‼️
うるせえよ‼️
もう少し語らせて下さい。すぐオチがわかるんですけど・・・わからないふりでお願いします。馬場さんに気づかないレスラーの気持ちですよ。
もうひとつのドリームプラン
根室の鉄夫さんのお話です。鉄夫さんは根室漁協共同組合の会長です。ある日、驚天動地の出来事が起こりました。
娘の環さんは札幌の英会話学校に通っていたのですが婚約者を連れて帰ったのです。その相手は・・・
黒人だった!
鉄夫さんは勿論大反対。差別主義者ではないんですが・・・まあ・・・仕方ないですね。保守的な土地柄です。
環さんは譲らず結局勘当を告げられます。その後環さんと旦那は大阪に移住します。そして環さんは二人の女の子を出産します。名前は日本人のようでありながら世界に通用する名前にしました。
その次女がなんと、皆さん
ビックリしまますよ。なんと・・・
誰でも知ってるわ‼️
彼女は戦っています。女性テニスのステータス。黒人差別。ウィリアムズ姉妹についても、ウクライナの空爆についても、彼女は政治的な発言を厭いません。
彼女の究極の目標。それは・・・
世界平和。
大きい目標ですね。頭が下がります。
京の夢 大坂の夢
豆知識のコーナー
いろは歌留多の最後の札です。意味が良くわかりまりませんね。諸説ありますが私の好きな解釈は・・・
京は象形文字で太った人物。転じて大きいの意味です。数の単位で兆の上。魚編に京で鯨。つまり大阪商人はそれほど大きい夢を持っている。
閑話休題(なにはともあれ)なおみちゃんは鉄夫さんの自慢の孫になりました。まあそりゃそうだ。ランキングは一位だしね。またね、なおみちゃんがお爺ちゃんの琴線をくすぐる事を言うんですよ。
鉄夫は最初はちゃぶだいをひっくり返した。今は手のひらをひっくり返した!チャンチャン!
(どや顔)
大して上手くねえよ‼️
大変失礼致しました。謙虚さが足りませんね。
さて枕を終了しますね。ここから映画の感想です。いわば蛇足です。まあ気をつけますが実話ベースなんでネタバレも何もないんですが。
女子テニス会のレジェンド。ヴィーナス・ウィリアムズとセレーナ・ウィリアムズのお父さん、リチャードのお話です。エキセントリックな部分は多々あれど娘を愛しています。
知らなかったのですがウィリアム家はなんと5人姉妹です。ヴィーナスとセリーナは4女と5女。10歳から18歳まで。始終わちゃわちゃしています。若草物語みたい。ただ上の3人は奥さんの連れ子でリチャードとは血が繋がっていません。それでもきちんと教育を受けさせて実子と同じように接します。
ある日の事。ロサンゼルス近郊の田舎町コンプトンに住むヤンキーが長女にちょっかいをかけます。
うちの娘に近づくな!
リチャードは言い放ちます。すると・・・
唾を吐きかけリチャードを殴る!
おいおい、やめろって!その人はなあモハメド・アリだし宇宙人を殴り殺すし、鯨をぶん回すし、伝説の男だよ!
リチャードはブチ切れ・・・ませんでした。
実話ベースだからね。
リチャードは78ページのドリーム プランを彼女たちが生まれる前に書き上げ、そのプランを遵守します。
ここですね。周りの人と軋轢を生むのは。プランはプラン。現実は現実。
リチャードはプレゼンも重要だとわかっていました。ビデオを作ったり小冊子を作ったり。
テニス経験のないリチャードが娘を指導するには限界がある。スポーツ界全体でも常識。優秀な選手には優秀なコーチ。
しかし時代は黒人のテニスプレーヤーがいない時代。
苦労します。ピシャリと断られたりします。
いやね、結果論は承知の上ですが大馬鹿野朗だ!ビートルズの所属を拒否したデッカレコードくらいの大馬鹿野朗だ!
失礼しました。結果論でものを言ってはいけませんね。
なんとか、リック・メイシー率いるテニスサークルに娘を入れる事に成功しましたが一人だけ。
ヴィーナスだけです。
お姉ちゃんばっかりずるい!
いやいや、セリーナ、君はね、4大大会を23回も優勝する伝説になるんだよ。伝説の女。そう言ってやりたい。
リチャードはジュニアの大会は必要ないと考えています。
でもヴィーナスは試合をしたい。凄く。一計を案じコーチでありスポンサーでもあるリックに相談します。
ねえ、お父さんに試合に出るように言って。
まじか!多分俺はあいつに殴られるな。しかし可愛いヴィーナスの頼み。清水の舞台から飛び降りる気持ちでリチャードに言いに行きます。試合をさせろと。
リチャードはお見通し。お前娘に頼まれたんだろ!
娘を見るリチャード。娘はニッコリ。可愛い。天使だよ。いわば・・・
ヴィーナスだ‼️
そんなこんなで、とても楽しい映画です。アカデミー賞に6部門ノミネートされてますが当然です。ウィル・スミスが主演男優賞を取るような気がします。作品賞はあの映画でお願いします。
言いたい事の半分しか語れませんでした。シンデレラの件とかね。謙虚さの重要性とかね。スポーツは楽しむ事が大事とかね。まあキリが無いんですよ。私はただの馬鹿じゃない。スポーツ馬鹿なんですよ。
こんな長文、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。またお暇だったら覗きに来た下さい。
皆さまの声が届きました。
はあーーこいつまたクソ長いレビューをあげてるよ。はあーー
ため息ばっかり‼️