「法廷は悪魔の存在を認めるのか?」死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
法廷は悪魔の存在を認めるのか?
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1981年に米国で実際に起きた「悪魔が私に殺させた」事件を、
ウォーレン夫妻(ベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソン)の側から、
描いた作品。
霊感の全くない私は、ウォーレン夫妻を以前から、胡散臭い・・と、
思っていました。
法律が悪魔の存在を認めるか否かが最大のポイントなのに、
ところが期待した法廷シーンは、ほーんの少ししかない!!
絶対に逃げたな・・と思いました。
神が存在するなら悪魔もいるはず・・・みたいなグレーな解決。
だいたいに悪魔があんなことを出来るなら、人に憑依なんかしなくても、
ご自身でおやりになったら、いいんじゃね!!
と、常々思っております。
悪魔の影響は認めたとはいえ、確か懲役6年くらいだったはず。
《全然、無罪じゃないじゃん!!》
タイトルに偽りあり・・・ですよ。
アーニーの殺人には、嫉妬という確かな動機もあり、犯罪時の精神耗弱が
認められたに過ぎないですよね。
★★★
何より怖かったのは、ラストに流された録音された「本物の叫び声」
これはゾゾっとしましたが・・・
これにもなんか「種と仕掛け」があるのでは?
と、どこまでも疑い深いワタクシでした。
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