「諦めなければ未来は変わる。過去とつながる異色のサスペンス!!」劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)
諦めなければ未来は変わる。過去とつながる異色のサスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:未来を変えるために過去と連携していく様が、新鮮で痛快。大きな陰謀に追われる主人公の姿も、観ていてハラハラさせられる。アクションも意外と多め。
否:展開はかなりのご都合主義で、予備知識もあった方がよさそう。内容もちょっとだけ説教臭いかも。
ドラマの劇場版なので、ドラマ版と関連のある出来事とかも多く、やはり予備知識はあった方が良さそうです。
再び過去と現在をつないだ無線機によって、国家をも揺るがす陰謀へと巻き込まれていく主人公・三枝と大山。そんな2人が、過去と現在それぞれの立場から、事件を食い止めるために孤軍奮闘していく姿には、観ていて思わずハラハラさせられてしまいます。未来を変えるために過去と連携していくのは、結構新鮮だったりもしますね。
ただちょっとご都合主義というか、絶体絶命のピンチをギリギリのところで切り抜けていく感じなんかは、分かってはいても、ややありがちに感じてしまう部分でもあったりします。
とはいうものの、意味深なラストも印象に残る本作ですので、気になった方は是非、ドラマ版からチェックしてみて下さい。
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