劇場公開日 2020年7月17日

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パブリック 図書館の奇跡のレビュー・感想・評価

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3.5#51 何も悪いことしてないのに

2020年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

何故警察や報道が出動するのか? ホームレスは退役軍人だらけと言っていたが、それは心理的な傷を抱えてるからなのか? さらに何故主人公はかつてホームレスだったんだろう? 結構謎がいっぱいだけど世の中悪い人ばかりじゃないって示してくれる映画。

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chicarica

3.0わかるのだけれども…。

2020年7月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

公共の図書館占拠にかわりなく全てにうなずけるかは微妙。久しぶりなエミリオエステベスだけどこんな優しい映画を作っちゃうんだなー、と。

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peanuts

3.5その場所は誰のものか。公共の本当の意味

2020年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

モノやサービスが溢れる現代、見た目や機能に差のないものを手に入れることでは満たされず、体験というかたちのないものが価値を持ち、所有から共有へとシフトしている。 しかし根本では人間の所有欲は変わらず、今回のコロナ禍でも買い占めというかたちで露呈した。 不景気と言われつつも、企業の内部留保や高齢者の貯蓄、富裕層の資産など一部では金余りが生じ、世界的に格差が広がっている。また飢餓で苦しむ人たちがいるなかで、日本ではフードロスが問題となっている。 お金は天下の回りもので、流通量が変わらないのであれば理論上全員が生活していくための経済は回していけるのではないだろうか。 血液と同じで、誰かがどこかでその流れを止めると滞り、本当に必要としている人たちに行き渡らない。まさに相田みつをの名言の通り、「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」である。 お金は信用であると同時に投資した時間の裏返しで、まさに消費するために人生で最も貴重な時間を消費しているという負のスパイラルが起きている。 反対に、何も持たないことは自由であると、この映画のホームレスたちは身体を呈して訴えている。 ただ、学びによって得られる知恵はどれだけ持っていても邪魔にならないし、未来につながる投資である。それを富める人も貧しい人も平等に享受できる拠り所が図書館だったはずだ。恵まれない境遇に生まれた人たちが立ち上がるため武器でもある。 そして、最たる所有の権化は「権力」と「メディア」の利己主義である。 それに立ち向かう彼らたちが砦とする図書館はまるでひとつのまちのようだった。これが本来の人々が支え合う暮らしの理想形なのかもしれない。 強いて言えば、テーマは鋭く、それを本に重ね合わせてストーリー(コンテキスト)で包むのは素晴らしいが、刑事と息子の物語や、クライマックスへ向かっての展開がもう少し深みがあると良かった。 本当に生きていくために最低限必要なものはなんだろうか。深く考えさせられる作品だ。

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もの語りたがり屋

4.5図書館員の視点とホームレスの視点の双方から深く考えられる映画

2020年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

大寒波で死の危険に晒されたホームレスたちが一夜を凌ぐために図書館を占拠し、図書館員も巻き込まれ、様々な決断を迫られる物語。 図書館なのだから閉館時間が来れば退館しなくてはならず、無理やりに残ればそれは不法行為になってしまう。 「外に出れば死んでしまうかもしれないのだから、認めてあげればいいじゃない」と思う人もいるだろうけど、そう単純に解決できない難しい問題。 公共の場というのは、それぞれに与えられた役割があり、本来の役割を超えたことを行い前例を作っては収拾がつかなくなってしまう。 そんな状況に巻き込まれた図書館員スチュアート。 図書館員としての職務を全うすべくホームレスを追い出せば、彼らは凍死してしまうかもしれないし、ホームレスたちが図書館を占拠することを認めれば図書館員としての立場が危うくなるかもしれない。 まさに彼方を立てれば此方が立たず状態。 スチュアートの葛藤や決断に目が離せない物語だった。 "Make some noise!"そう叫ぶホームレスたちからは 声をあげることの意味を考えさせられた。何かしても現状は変わらないかもしれないけど、その何かをしないよりは生きるために声をあげること、 この映画を観た多くの人が言うようにBLMが問題となっている今の世の中に深く刺さる。 本来の職務からはかけ離れたことを行うことになった図書館員の視点と 生きるために声をあげるホームレスたちの視点のそれぞれにテーマがあり、観る人に考えるきっかけを与えてくれる。

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スクラ

5.0行動を起こすことが社会を変える。

2020年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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Socialjustice

4.0タイトルなし

2020年7月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

オハイオ州シンシナティ 大寒波 シェルターは満杯 行き場を失ったホームレスたちは 命を守るため図書館を占拠した 図書館員のスチュアートは 彼らと行動を共にする . 政治的イメージアップを狙う検察官 ルールを遵守し追い出す側となる警察 リアルとは掛け離れ より"センセーショナル"なものを求める メディア . "声をあげる" "声をきく" 言葉で 非暴力で伝える "怒りの葡萄"から言葉の引用 ユーモアもあるラストシーン 公共施設の図書館は 差別なく機能する場・民主主義の柱 公共性を持つ空間のあり方を 考えさせられる

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lily