「陰謀論は無い体です。」いつくしみふかき Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
陰謀論は無い体です。
30年前、悪さをして「悪魔」と呼ばれ村を追い出された男の息子が、母親に甘やかされて何も出来ない男になり、いわれの無い罪によって「悪魔の子」として村を追われ巻き起こる話。
嫁の出産に際し、嫁の実家の金を漁り、それに出くわした義弟を切りつけてという過去を持つ男の息子。
何でも人のせいだし甘ったれなのは、話を聞かず叱らず勝手に取り乱し怒る母親の影響じゃない?まあ、この歳ならもう母親も関係ないか…というポンコツ主人公と、相も変わらずな主人公の父親が、神父の企みで絡んでいく。
親父も小さいし、息子も何もないし、どっちもどっちだなーなんて思っていたら、結構早い展開で結末へ。
意外性はあまりないし、変化の説得力が少し弱いけど、結末は好みだったのですんなり入ってきた。
ちなみに…
プロローグをみると…あれ?
息子が村を出て行くまでのことをみると更に…あれ?
サスペンス作品じゃないからこれには触れなくて良いんですね。ずっと余計なこと考えながら鑑賞してしまいましたよ。
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