「世界=娘の危機を元から断つ!」トゥモロー・ウォー とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
世界=娘の危機を元から断つ!
運命は《背中合わせ》娘を救え!みんなが尻込みすることに挑戦して、何かを成し遂げる。ヒーローになるのに遅すぎることなんかない。後悔や未練にやり残し、人間らしい行動原理。娘を救うためなら世界だって救ってやる。親から子へ、そして子から親へと思わぬ影響を与える。子供が親を成長させ、変化を起こし決断させる。子供を思う親は助けなきゃ。子供ってやつは頼るときだけ来る。父から子へ、親子3代にわたる戦いの記録は後年まで記憶に残るかはさておき見ているときと見終わった直後の気持ちよさはなかなか。そうした作品の核には王道胸アツドラマ。タイトル通り大文字の気持ちよさ。心配ない、おもしろいから。おれのヒヨコ豆。
《記念品》ホワイトスパイクのビジュアルと触覚から尖ったもの飛ばす攻撃。フィギュア、ソフビ映えしそう。クリーチャー怪獣好きも楽しめるであろう景気のいい大迫力のアクション。いかにも格好よく盛り上がる。あとはもう楽しむだけ。さあ、狩りの時間だ。モンスターハント、ひと狩り行こうぜ!エイリアン・クイーンなラスボスも出てくる!『ターミネーター』からの『エイリアン2』?と作品を形作る要素は時にジェームズ・キャメロン作品的でもあって、他にも近年で言えば大切な人/人類滅亡の危機を【元から断とう】という『アベンジャーズ/エンドゲーム』『テネット』なども思い出した。これは好きになってしまう。
安定のクリプラ・ショータイム!元軍人、いつだってユーモアを忘れない持ち前のキャラクターで科学教師になったクリス・プラット。いつも通り魅力全開!見ているだけ元気出てきそうだけど、今回は冒頭から夢の挫折。『グリーンランド』ジェラルド・バトラーの建築士よりも頷ける設定、きちんとしたバックグラウンド。帰還兵高校教師の1週間。にしても主人公に腕輪付けたりああだこうだ言う、あの軍・政府職員みたいな連中、殴っていいと思う。うん。最後の望み。ターミネーターとの対比と言えば一人を複数に、未来から現在でなく現在から未来へ、息子から娘に。名前だけでもペクトゥサンも!J・K・シモンズはやっぱりこうでなくっちゃ。最初と最後に出てくるゴミ箱というさりげない小物使い。機会があれば大きな映画館でも見てみたいかも。
I'm gonna die my way!!
DIE!! 効いたな、もっと早く言え
勝手に関連作『ターミネーター』『エイリアン2』『インターステラー』『テネット』『アベンジャーズ/エンドゲーム』
朝活映画!