「アクション映画。」インフィニット 無限の記憶 ティム2さんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画。
アクションを楽しむ映画。
日本刀を好きな人がきっと居るんだよね。
本当の日本刀はそんなに万能じゃないけど、なんか大活躍。
アクションがかっこよく、日本刀振り回してるのアニメ並みにたくさんあって、滑らかでかっこよかった。
最後の方の飛行機の中の闘いはいいアイデアだなと思った。夢の世界や超能力や魔法や宇宙の設定で床がグルグルするやつを飛行機でやってた。
感情が動くような丁寧さはなく、アクション映画。
生まれ変わるからこその、一つの命の物語はどうでもよくて、各キャラのバックボーンとかないから深みがない。あった方が私は好み。でもそういう映画じゃないのはわかってる。
何度も転生してると、だんだん過去のスキルを使って生きてしまうから、今世でこれといって身につけてないように見えた。まぁ、そういう人も出てきそう。
生まれる国が毎回違ったら、何ヶ国語も喋れるようになって便利かも。
色々、妄想が膨らむ。
毎回同じ人と恋に落ちるって、内面がすでに成長しきっていて、人として変化がないってことなのかな。
多少は新しい要素が入ってきてると、少しずつ変化して、長い時の中で昔とは違う人になって、ズレから破局とかなりそう。
別れても、あの組織でみんなまた会うなら、みんな幼馴染みたいに感じるのかな。
今世の肉体の記憶が戻るまでにあった自我とかアイデンティティ的なのは、前世の影響で薄れるのか。
幼少期に記憶が戻ると、今世の肉体を乗っ取ってるように見える。成長過程だから影響も大きいだろうし、その肉体に育まれるはずだった精神が成熟できないのでは。
前世の記憶があるとか生まれ変わるとかがあった場合、どういうことなのか考えるのは楽しいけど、この映画で重要じゃないし関係ないけど、つい考えてしまう。
説明シーンばかりもつまらないから、考えててもあえてないんだろうね。
そういえば、生まれ変わりとかこういう設定、アニメ小説漫画にはよくあるなと思った。
でもアニメによくある転生もの、無双はしない。主人公補正はあるが。
アニメの方が感情を描いてる。
アニメのご都合主義よりは健全だった。いや、無双してたか。