劇場公開日 2020年3月20日

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「これを見て日本のことを考えよう」21世紀の資本 せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これを見て日本のことを考えよう

2020年6月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

700ページにも及ぶ難解な経済書『21世紀の資本』を映画などを使いながらわかりやすく解説した映画。
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この映画によると、イギリスでは上位1%の富裕層が70%の土地を所有していて、中間層が減少、貧富の差が開いているらしい。
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そのためには富裕層から税金をちゃんと取って富の分配が必要なのに、それをちゃんと徴収できていないことが問題。
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これを見て私はあんまりピンと来なくて、日本でも貧富の差はあるとは言え中間層って割と多いんじゃないかと思うし、土地も割と分配されてるんじゃないのと。
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単純に自分の感覚だけかと思ったらパンフレットに、日本はこの映画の解決策を実践している比較的平等な国って書いてあった。海外に比べるとそれほどの大金持ちはいないし、相続税や資産課税がかなり高負担らしい。
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取る人からはしっかり取る。今まで脱税とかのニュースをへぇそうなんだぐらいで見てたけど、この映画を見るとそういうニュースにめちゃくちゃ腹が立つ。
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特に最近逮捕されてたけど国外逃亡したあの車の会社の会長とかね。

せつこん
せつこんさんのコメント
2020年6月16日

そういうことだったんですね、知識がなくてすみません。自分でやったことと、ここに書いていることは全く真逆なのですね、、

せつこん
カンタベリーさんのコメント
2020年6月16日

小泉改革以前は比較的平等だったけど、小泉内閣以後は、どんどん平等のためのシステムを壊していってる。
小泉内閣でそれを進めたのが、パンフレットで解説を書いている高橋洋一。
自分でやったことを棚に上げて何をしらばっくれてるんだと、パンフレットを破きたくなった、

カンタベリー