劇場公開日 2021年1月8日

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「リキシャより安い火星旅行」ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0リキシャより安い火星旅行

2021年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 はやぶさシリーズと同じく眠くなってしまった。唯一目を覚まさせてくれたのは綺麗な女性陣だ。リーダーのタラを筆頭にNASAに憧れる女性や、子どもができない女性、セックスに奔放な女性などなど、それぞれ魅力的に描かれていた。もちろん、ワンクッション置くために童貞くんもある意味さわやか?

 もっと笑えるシーンもあればよかったのに、教習車での出来事くらいしか笑えない。みんな真剣だったんですね。プラスチックにするとか、自動修復する布でも電波を送れるとか、ためになる工夫も見られました。そんな中、やっぱり目玉となる、地球の重力を利用した“スウィングバイ”に注目。燃料を節約するために噴射も温存。慣性の法則ですね(よく知りません)。

 ほんとのピンチは火星の裏側に向かったとき。再起動などという安易な解決法だったけど、ほんと?やっぱり予算削減のため、コンピュータも安物だったのかな・・・通貨のルピーがいくらなのか知らなかったけど、まぁ、工夫すれば難局も乗り越えられる!というポジティブなところは良かった。

 ハリウッド産宇宙映画よりも安くできたし、火星まではタクシーよりも安いみたいだし、ハイコストパフォーマンス賞を授けたくなる映画でした。ミュージカルシーンはお掃除おばちゃん。日本だと憂歌団の「お掃除おばちゃん」で♪

kossy