「夢は寝ている間に見るものではない」ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は寝ている間に見るものではない
インドの宇宙開発の実話をもとにしたストーリー。
ここまでインドが、先進国を意識して中国やロシアをライバル視していたなんて、正直、勉強不足ですが驚きでした。
インドの教育の高さや、最先端の技術への意欲などは聞いたことはありますが、火星への道のりが、こんなふうに行われたのかとさらにインドという国の興味が深まりました。
国をあげての一大プロジェクト、その背景にある「科学者の夢」を登場人物それぞれの生活や価値観とリンクさせて作られています。
インドらしい家族の様相や、宗教感も盛り込まれているので、難しい宇宙開発の話もとてもわかりやすく描かれています。
夢は寝ている間に見るものではない。
人を眠れなくするものだ。
なるぼど〜深い!!
開発者がなぜ、この場で仕事をしているのかを、呼び起こさせあり得ない短期間にプロジェクトを成功させる。
すべては人の力なんですよね。
映画ではコミカルに描かれているところはあるけれど、インド映画らしくダンスの場面もあったり、最後はハッピーな気持ちになれる作品です〜
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