「意表を突く傑作」白雪姫の赤い靴と7人のこびと 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
意表を突く傑作
時々ディズニーアニメを観るのですが、今作、韓国映画なんですね!人間の見た目と中身のどっちが大事という部分をモチーフにしている点は「美女と野獣」にも似てますが、全く違ったテイストの作品で楽しめました。昔々から美しいお姫様とハンサムな王子様の話がみんなの大好物ですが、今作は、そこに捻りを加えて、「白雪姫」の斬新なパロディー作品に仕上がっていました。この作品が美容整形大国の韓国製作というのも興味深いところです。最近は、ルッキズムが問題視されていますが、インスタなど視覚情報に四六時中さらされている影響もあるのかなと個人的には心配になります。今作の主人公・白雪姫のありのままの自己肯定感や父である王様の娘への深い愛情にホッと安堵しました。キスをすると魔法が解けるのも定石どおりですが、ちょっと違っていて笑えました(笑)。何事もほどほどがよいですね。
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