「カトリックの戒律 恐るべし」ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
カトリックの戒律 恐るべし
戒律の厳しい宗教だとは聞いていましたが、21世紀にもなる時代にカトリックはこういう教えなのかと、びっくりした。
現実と乖離した価値観だと感じるのは、私だけではないだろう。
しかも教えている側は乖離していることを知っている。つまり罪の意識に苛まれているのは、純粋で無垢な、かつ無知な者だけ。無知なままにさせようとしているのは教えている側。
「薔薇の名前」での”笑い”を秘匿する僧侶を連想した。
その考えは本来の教義に合っているのか。
宗教だけに限らず、しきたり、伝統文化にすらこういう側面はあると思う。
意味が分からないまま踏襲した、拡大解釈した。あるいは 誰かの都合のいいように改変したとか。
この映画は そのわかっちゃいる部分を笑いに変えていて、なかなか興味深い、
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