「ドキドキした」ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキドキした
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・子供を誘拐しておいて性質の悪い集団、警察もいるっていう最悪の組織にとても胸糞の悪い気分がずっと続き、どうするんだこれ、とドキドキした。
:皆、平然と嘘をついている感じがとても憂鬱になって怖かった。夫の事故死も切なかった。犯人も子供っていうのが余計に。登場している俳優の皆々様が実際の人達かと思えた。もうどうしようもないんじゃないかと思えた前半のサスペンスがとても良かったけど実際にあったとんじゃないかと思うとしんどかった。ジホがとても勇敢で頭のいい子供で良かった。釣り場の汚さが生々しかった。あそこで警察官が暮らしてるのが驚いた。
・後半は強行突破で驚いた。長年の暴力の蓄積に対して、暴力での一発返しは帳尻が合わない気がしてしまうので少し残念だった。とはいえ、それ以外に何ができるかと言われるとわからない。もっとえげつない苦しみを与えても足りないと思ってしまうけど。ラストに近づいていって警察官の男が俺は警察官だと何度も連呼しだして、あぁすがるとこ、そこしかないのかという悲哀も垣間見せたけれど、うるさいと思った。実際の息子ではなかったっていうラストには驚いたけれど、ジホの実母はどうしたんだろうと思った。
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