「児童虐待、奴隷扱い・・・」ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
児童虐待、奴隷扱い・・・
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やっぱり田舎は怖い。警察も汚職まみれで釣り場の家族と結託していた。尋ね人のチラシをもとに尋ねまわっても、結局はそこの家族で否定されまくる。ミンスと呼ばれていたその子は本当にユンスなのか?だとしたら、記憶喪失か何か?人さらいっぽいことをやってた婆さんってのは何者なんだ?誰に金を渡したの?と、疑問だらけの展開だけど、火傷痕や顔の特徴からユンスだと確信したジョンヨンだった・・・
家族をなくしたジョンヨンの大胆な行動もすごいし、何をしでかすのか予測不能の知的障害の男など、そっちだって不法侵入だぞ!ということを訴えないところも怪しい家族。あくまでもミンスはうちの息子だよ!と主張するが、虐待や奴隷扱いなど、恐ろしい光景だった。
いかにも韓国映画らしい隔絶されたような漁村だったが、それでも月に何千人もの客が来るという。自分たちの利益を守るためにジョンヨンを排除しようと一致団結・・・やがて警察官までもが彼女を殺そうとするのだ。村社会の怖さを訴えているようでもあり、ホラーサスペンスといった雰囲気もあるのです。
それほどインパクトのある展開でもなかったし、疑問点をごり押しする普通のサスペンスだと感じてしまった。そんな中で、交通事故のシーンだけは凄く凝っていたなぁ。ジホを養子にするのは良かったのに、最後は蛇足気味・・・
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