「瓜にツメ有り、爪にツメ無し」ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
瓜にツメ有り、爪にツメ無し
7歳の息子が行方不明になり6年後、当時の自身の心境を後悔しながら息子を捜し続ける母親の話。
それぞれ息子を捜す女医と教師である旦那の夫婦という始まりから、息子の目撃情報を頼りに、私利私欲まみれのマンソン釣り場ファミリーの輩と、せめぎ合っていく母親というストーリー。
早々にユンスがミンス!?っていう流れになるけれど、そこまでやるかと言うほど酷いクソ警察にクソファミリー。そしてなめナメ腐ったいたずら小学生。更には韓国には未だに奴隷制度でも有るんでしょうか?という胸クソ展開。
韓国映画ってこういう煽りは本当上手いよね。
悲しく哀しく憤りを感じる結構キツい展開も待っていて、複雑な心境のクライマックスからのオチは、もしかしたら最高のツッコミどころじゃないですか?
「良かったーと」はならないだろうに。
それをフォローする様なエピローグで少しだけ救われたけれど、個人的にはドップリBADの方が好みだったかな。
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