「二人の女優による迫力の虐待シーン」幼い依頼人 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
二人の女優による迫力の虐待シーン
被害者の10歳の少女ダビンを演じるチェ・ミョンビンと、加害者の継母カン・ジスクを演じるユソンの演技力が高すぎて、虐待シーンが怖いのなんの。
おしっこ漏らしそうなレベル。
独身時代はどちらかといえば清純派、結婚出産後は優しい人妻の役が多かったユソンが、瞬間でキレて子どもを殺す継母役をやるとは。
迫力が半端ない。
主人公の弁護士ジョンヨプ役のイ・ドンフィが印象に残らないくらい、この二人のインパクトは凄かった。
韓国で毎年数万の児童虐待事件が起き、多くは死に至るケースが多発している現状をテーマにし、2013年に実際に発生した'漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件'をベースにした作品。
少々いたたまれなくもあるが、いかに非道なことかを感じるのは、悪いことではない。
必見!
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