「テンポが掴みづらく…」新喜劇王 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
テンポが掴みづらく…
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封切り日に鑑賞
折しも緊急事態宣言の影響で明日からしばらく休業
と言うタイミングでしばらく観られなくなるからと
席もガラガラだったので観に行くことに
だからこの映画公開1日だけになってます
ちょっと可哀想…
(追記:再開後も上映されてますね)
ただ感想としては
ちょっとテンポが掴みづらく
最後は駆け足で終わってしまう感じで
ちょっとスケール感に欠けた印象でした
顔も映らないエキストラばかりの仕事ながら
スターを夢見るモンが落ち目ながら憧れだった
マーらと出会いながらついにはその夢を掴む
サクセスストーリー
…なのですがそもそもモンのキャラクターが
ちょっとよくわかりません
確かに風貌も美人という感じでなく
エキストラ然とした出で立ちなのですが
役者としても妙に拘りが強く謙虚でもないし
イマイチ終盤に向けて成長する要素が見られず
共感しづらい感じがしました
恋人に裏切られ不幸な目にさんざ遭うのですが
それによってどう役者としての覚醒に繋がったのかが
あんまり感じ取れませんでした
出てくる映画も大作なのかどうなのかよくわからないし
三谷幸喜風のおふざけムードの中ペースが掴みづらく
全体的にはベタな話がひねくり回っていきなり終わる
感じでした
コロナの影響で公開延期が続き
金曜の晩に1番スクリーンでこの作品という
異常事態と言ってしまうとこの作品に失礼かもしれませんが
映画界の今後が心配になる状況
早く打開してほしいものです
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