「ちょっとヌルいけど」ムルゲ 王朝の怪物 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとヌルいけど
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疫病が流行った街の住人を皆殺しにするところから始まるんだよね。タイムリーな話題で震えた。
それで宮廷の悪い奴が「怪物が出た!」と話をでっち上げてて、それを理由に私兵を都に入れてクーデター起こそうとしてんだけど、そしたら「怪物はほんとにいるよ!」ってなって。
王様は、かつて田舎に追放した兵士のところに「すまん」て感じで来るんだけど、おまえ追放しといてすまんで済むかよ。「あのままでは、お前が殺された」って、おまえ王様だろ。しっかりしろ。
悪い奴は「怪物が本当にいるなら、それを利用するまでだ」と、居住地に火を放ったり酷いことすんの。そして事態収集のために指示を出して、自分の有能さをアピールしてくんだけど、その中の「恐れているのは怪物ではない。無能な王だ!」は説得力あった。確かにね、王様より悪い奴の方が、うまく政治やるんじゃないかという気もしたし。
そんなこんなだけど、主人公と娘が大活躍して、怪物倒します。最後は「誰かが犠牲にならなくては」シチュエーションで、もちろん主人公が犠牲になった。
「切ないけど、しょうがないよね」と思ったら! なんと、主人公、生きてました! ちょっと強引な生き延び方だったけど、こういう話だから、まあいいか。
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