劇場公開日 2020年3月27日

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「日本の政治家」世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0日本の政治家

2020年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ムヒカさんを観ていると、日本の政治家がいかに庶民感覚から乖離し、異常かが分かりました。とにかく、税金を独占しすぎてます。そもそも日本の政治家(自民党)は、親に資産がある2世議員3世議員ばかりだし、既得権益とべったりです。だから、お金持ち優遇の政策しかとらないし、コロナで困窮する国民を想像することができないのです。

世界一高額すぎると言われる日本の国会議員の年収を調べたら、例え居眠りしていたとしても、休んでいたとしても、こんなに貰っているのですね。
・給与  2200万
・文通費 1200万
・事務費 780万
・餅代、氷代 100万〜400万

コロナで世界的に露呈した日本の後進国ぶりと低成長は、政治が全ての原因なのだと思いますし、日本が良くなる方法も政治しかないと思います。だから、今作の様な作品が公開され、日本の政治家が異常だと気がつく人が増えてくれるのを願ってやみません。

昨今では、ムヒカ大統領が注目される以外にも、韓国の文大統領の支持率が高いこと、アメリカ大統領選でのサンダース支持率が若者中心に高まったりと、左翼や社会主義にレッテルをはらない新世代が増えてきてるのかと思いました。ムヒカ大統領の言うとおり、働かないで巨万の富を築くこと自体が、古い考えになってきているのではないでしょうか。新自由主義、つまり資本主義以外に何か創造ができないかという岐路に立たされているのだと思います。

ミカ