TENET テネットのレビュー・感想・評価
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難解につき、スッキリした頭で。
「究極の映像体験」にひかれて鑑賞。
時間の逆行のなかでのアクションが印象的で、前半のシーンがここにつながるか…というのも面白い。
理屈の説明が難しかったり、時間の流れが混乱するので、コーヒーやブラックガムをお供にして楽しみました^^
2回目観たよ
一回で理解することはほぼ不可能。YouTubeやブログなど様々な解説で理論武装してから再度チャレンジ。
ようやく意味が分かった。2回観ても面白いから、いつか3回目をネットで巻き戻しながら楽しみたい。
ニールはあれだよね、ネタバレだからやめるけど(笑
オススメです。
久々興奮
明日、又観に行きます。
今度はドルビーで音響重視。
ニールが良い仕事してますね。
とても人間的。
2日続けて行きたいと思った稀府な作品。
普段は一度しか観ないのです。。
という事で、2回目観てきました。
観て良かった。
色々気付きました💖
もう一度観ると、又見つかるかな。
「ジョーカー」の対極にある様な次世代の作品。
「ジョーカー」と同じように、単純明快で観て直ぐ面白い!という様な作品ではない。
何度も観返して、発見や理解を深める作品としては共通している。
が、
「ジョーカー」は極めて哲学的で明確な答えが無く、視聴者にゆだねられる部分が大きいのに対し、
「TENET」は、ほぼすべてに明確な答えがあり、極めて数学的になっている。(ストーリー的にも)
ただし、その『問い』(或いは伏線と呼ぶ)の量が極めて膨大であり、
通常の映画であればほんの数点で解り易く強調されているものが、最初から最後まで通してほぼ全てのシーンにおいて張り巡らされている為、よほど頭のつくりが良くない限りは、
1回の視聴ではとても全て理解できないものとなっている。
出演者は全て、「華」は無いが「艶」があるという感じで、やり過ぎな部分も無く極めて自然であり、
そういった部分が作品のリアリティを高めている様に思える。
また、心理描写はあまり強くなく、そういった部分を求める人にとっては、楽しめる作品ではないだろう。
兎にも角にも、只々、情報量が多く、
作品の本質を楽しむ為には、あらゆるシーンを全て憶えておく必要があり、
単純に見た目で派手さを感じるアクション部分であっても、
並行して発生している事象を脳内で噛み砕きながら観る格好になる為、
「難しい事」を考えるのが嫌いな人間にとっては、史上最低の作品と言える。
逆に、『解』が得られること、脳をグルグルと廻す事に快感を覚える人間にとっては、
史上最高の作品である。
私はごく一般人なので、理解し納得するまで、
9/19~21日まで毎日1回ずつ、計3回映画館に足を運んだ。
この作品は一般人が観る場合、
シークバーのある動画にて、気になる部分を何度も観返すのが前提となっている、
映画としては「次世代」のモノだと思う。
もし、普通の方が、
この映画を1回の視聴で終わらせたいと思った場合、
ネタバレを気にせず先にパンフレットを購入し、
半ば暗記する程に読みこんだ後に観ることをオススメします。
複雑だけど薄い映画。
必ずしも複雑な映画=深い映画ではありません。
設定は文句無しに面白いです。またCGを使わない映像はとにかく見応えがあります。しかし肝心のストーリーが非常に軽薄であり、言うなれば「設定を活かすためのストーリー」でしかありません。
これは『インセプション』にも同じことが言えるのですが『インセプション』には妻と夫などの人間関係の興味深さがありました。また今作と比べ鑑賞者にも優しい作りをしていました。
しかし今作は人間関係も表面的です。
主人公とニールの友情関係は悪くはありませんが、その友情を見てとることができないのが難点です。「友情関係があるという設定」にしか感じられませんでした。
総じてこの映画は、ノーラン監督がやりたいことをやった、撮りたい映像を撮っただけの映画だったのだと思います。
複雑な時間軸@久々に映画館にて観賞
難しく考えず、感じる映画です。真剣に逆行シーンを考えちゃうと最後まで混乱するかも。スッキリとすることは無く、謎のままなところも。字幕読み飛ばしちゃった?とか思うけれど、色々と工夫ありまくりの不思議な映像、一見の価値ありです!
補足、コロナ禍のため、隣との間隔を一席空ける、前後空くよう千鳥席になっているので快適でした。
途中から早く終わんないかなって思ってた
メメントもダンケルクもインセプも大好きなのでノーラン監督の新作!超楽しみ!だったけど期待外れ。
主人公のミッションに臨む動機が劇中にちゃんと描かれてないから感情移入しづらい。
設定ややこしすぎ。
映画終わって明るくなった後のザワザワ、ほとんど「意味分からん」だったけどほんまそれって感じ。
もう一回、二回見たら理解できるかも?て思うけどキャラクターに深みがないので見る気にならん。
映像もすごいけど逆再生ですし…インセプみたいにビル街が折り曲がるみたいな衝撃的なシーンなかったし。
デビッキ様の美しさしか印象に残らんかった。
エンドロール短くてよかった。
久々に頭を使う映画
「1回目は理解不能」という前評判だったので覚悟して観たけど、そこまでではなかった。逆行する2つの時間という概念さえ頭に入ってれば、何が起きてるかはわかる。
ただ、冒頭での「理解しようとするな」というセリフはまさに観客に向けられてて、物語の全貌をつかもうもすれば途端に混乱する。パラドックスもあるので、本当の意味で理解するのは確かに無理。ノーラン監督の頭の中をのぞいてみたい。
逆行の話が出たあとは、割れたガラスや逆走する車が出てくるたびに何かを期待してしまう。多分気付けてないのもいっぱいある。これは確かに2回観ないと駄目な作品。
大人向けウォウウォウ
猛烈なPRと話題からとてつもなく期待していました。
オフィシャルトレイラー見ただけでは内容がうまく掴めず、時間を遡るストーリーとだけ把握してました。
インセプションでも同じ時間の概念を取っ払った仕様でしたね。
いざ見てみると難解。難解。難解。
物語自体は難しいものではなく、世界を救うために戦うありがちな内容。その為に用いるのが時間軸を遡ること。
しかしその遡り方やなぜ遡れるのか、それによる副作用などが簡易的に説明され、主人公も難なく理解しこなしいてく早い展開には戸惑いがある。
こちらとしては理解しようとしている中進んでく様は唖然でした、ちょっと一回待って🤏と理解する時間を設けて欲しいほどです。
しかしさすがノーラン監督、そんなあやふやななかでも物語が進んでいくうちに少しずつ理解ができていきます。
そして終わる頃にはそーゆーことね、とやっと理解
何回も見たくなる映画だとは聞いていましたが、ずるいです。映画の終わりが理解のスタートなのです。
理解してからもう一度見ると映画の本質が見えてくるような気がします。
もう一度見てからまた話したいと思いまっす。
劇場で映画を観る喜び
まず、音が素晴らしい。音楽がおなじみのハンスジマーではなくルドウィグゴランソンになったのがめちゃめちゃ良い方向に転がりましたね。
もちろん映像もストーリーもとても面白かったです。
ノーラン監督直近の2作(「インターステラー」「ダンケルク」)が個人的には今ひとつだったので、「ついに待ち焦がれたノーラン作品がまた帰ってきた!」という感じでした。
あと、ノーラン監督がどうも苦手としていたっぽいアクションシーンが今作ではだいぶ面白くなってましたね。
この映画は劇場で、それも良い劇場で見ないと損だと思います。行ける方はぜひ池袋で。行けないなら他のIMAXやドルビーシネマ等でどうぞ。
「映画を劇場で観る」という体験の醍醐味を最大限に味わえます。コロナがあっただけに尚更そう思います。
エントロピーに逆らうネゲントロピー
観終わったあと、
本編を逆再生しても...
つまり〈エンディング始まりでオープニング終わり〉
にしても物語が成立するんじゃないかな?と思ったら
成立していなかった会話やぎこちない違和感が
いろいろと腑に落ちました。
私はここに予言します! 【 逆再生版 】の公開、
または販売物の特典ディスクとして映像化する未来のことを!!
うーん
何だか、今までとは違う刺激を受けるのは間違いない所だけど、脳がついていかないですね。良く何度か見ればわかる作品というのがあるけど、この作品はそれとは違う様な‥。撮影方法はすごく気になりますね。
予想通りわからない(笑) でも、ハマる。
「考えるな!感じろ!」とは誰かの言葉。
超難解との前評判を聞いて観ましたが
はい、めちゃくちゃ難解😅【テネット】
ノーラン監督の脳内は5次元なので
またまたやってくれましたね。
・・・脳みそ噴火しそうになった、始まって30分あたりから、私は切り替えました。
難しい言葉や説明に神経尖らせず
まずはとにかく映像を楽しもう!と。^^
100%わからなくてもいいんじゃないか?
そもそも、いつも作品を100%わかってるのか?
ワシントンのスタイリッシュな役柄に魅了されて
今回とんでもない悪役のブラナーさんに震え、
ヒロインの美しさに見惚れ
相方ニールの活躍に膝を打ち
それで充分!😀
あとは娘が買ってきたパンフレット読んで2度楽しむ!笑
ところで。
デンゼル・ワシントンの息子である
主役のジョン・デイビッド・ワシントンは大好きな俳優さんになりましたが
新しいジェームズ・ボンド役に一推ししたい❗️
アクションのキレもいいし、色気も華もあるし、いけると思う!
難解というより、大変
通常の映画なら過去→現在→未来という一方向の時間軸が土台になっていますが、
この作品はある地点では過去→現在→未来の時間軸と未来→現在→過去の流れを脳内で同時並行させながら観ることになります。
「今なぜこうなったか」「次に起こることはなにか」を予測しつつ、「今起きたことを防ぐために過去に戻ってどうしたら防げるのか」ということを少ない情報の中頭をフル回転して行動する主人公。
その主人公がそもそも全体像を把握していないので同じ視点で考えなければならず、そういう意味ではかなり引き込まれました。
セリフの言い回しがちょっと独特で意味を汲み取りきれない会話シーンが序盤の方にありました。和訳が独特なのか、台本自体が独特なのか、自分の脳が残念なのかはわかりません。
中盤以降はそんな部分もなかったので、「その辺もたつかないでメインのとこちゃんと観てね」という意図があって端折っているのかなと理解しておきます。
逆再生を手法としてだけでなく、まともにストーリーにまで組み込んでしまうという発想はもはやイカれています(賞賛の意味)。
映像はアーティスティックで見応えがあり、新しい切り口の迫力を これでどうだ!と観せられている感じで僕は好きでした。演者の逆再生演技は目を見張るものがあります。
オチもこのストーリーならではという感じでナイス。総体的に見ると結構単調な設定と言えるかもしれません。ギリでついていけたかな?と思いますがそれでもあと2回くらい観ないと制作陣の努力量に見合わない気がしてしまいそうです。
もうテネットの世界から逃れられない、この謎を全て解くまで
個人評価:4.6
なんなんだ!このストーリーは!
言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!
そんな古いアニメの名言が聞こえてくるようだ。
時間を扱うSFは過去何十作も作られ、もうこれ以上、時間の概念を覆す新しい発想は無いと思っていたが、流石ノーラン!今までの他作SFのスケールを遥かに上回る世界観。SF映画のさらなる可能性を提示するかの様な作品だ。
正直、初見では全てのストーリーを理解する事は出来なかったが、それが作品のデメリットにはならない事が素晴らしい。この映画の全てを理解した時、更なる感動に導かれるだろうという事が、直感的にわかる。そんなモノを見せられた。
また常に流れている以上なほど爆音な挿入音。まるで観る側をこの空間に閉じ込める様な、不安感、密閉感を与えてくる。
もう見た者はテネットの世界から逃れられない。この謎を全て解くまで。
意味わかんない=最高のエンタメに
わけのわからなさを映像のド迫力で有無を言わさずねじ伏せる。
そしてそのわけのわからなさがストーリー上大事なキーワードだったりするのがこの映画の凄さに繋がっていて、大変驚きましたよ。
冗談抜きで5分10分に一回は必ず最高のアクションが起きてそれが連続的に続くので、観客はその状況の対処で精一杯になる。
この映画の「主人公」と同じように、だ。
対処しているときに説明などいらない。
そのくらい力業でねじ伏せられた。
例えばキューブリックの作品のように、あとで関連書籍や解説サイトで補えば更に面白さが増すような楽しさとはまた違う、ワケわからん映画の新ジャンルだった。
カット割りが多いのはノーラン印だが、それがこの映画のスピード感には合っていたな。
つまり最高の映画だった。
ぜひ劇場で!
そういえば最初のタイトルが出る瞬間、それだけで鳥肌もので最っ高。
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