「とにかく難解。とくに終盤。」TENET テネット Junさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく難解。とくに終盤。
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終盤に近づくほど文字通り時間軸が交差するんでこいつどの時間からどの時間にむかって移動してるんだっけ?とか、こいつの今持ってる情報ってどの時点まで知ってるんだ?とかになる。
未来から物やら情報を持ち込みまくってるんで、どの時点で時間軸を入れ替えたかどんどんわからなくなる。最後のあの親父ってどの時点のどいつだ?奥さんが船から降りたのは体験してるんじゃないか?あれ?誰かの過去が誰かの最新だったりで行動の先読みされまくりでどっちも最善を目指すんだけど根本的に無駄だったりする。改めて整理してみてもやっぱりわからんところが残る。
この手のSF物ってちゃんと科学考察入ってるようでガバガバだったりしますけど、無理に説明しようとすると余計に胡散臭くなったりします。だから陽電子が時間軸戻るとか変なこというなや、あれは単に方程式の時間対称性なだけだよ。そもそも陽電子なんて電子と対消滅「したがる」から巨視的時間に存在するなんてなあ。
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