「一発屋」TENET テネット U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
一発屋
さっぱりわからん。
馬鹿と天才は紙一重という諺があるけど、その類のものなのだろうか?逆回の絵を延々見せられても吐き気をもよおすだけなのだが…脳内が車酔い。
おそらく2度とお目にかかる事はないと思う。
1カット風な長回しも、CGも市民権を得たが、コレはこの作品で終わりだろう。
膨大な手間はかかっているのだろうけど、生理的に合わん。
元々、この手のSFが趣味じゃないってのもあるのだけど…理解力が追いつかない。
冒頭から匂わせて仮説の説明をしてはくれるのだけど、どおにも釈然としない。
なので眠気とも闘う事になる。
厄介なのは、物語の整合性もいまいちしっくりきてないような気がするのだ。
技術を先に思いついたのか、物語を表現する為に技術を開発したのか…なんか前者のような気がしてならない。
皆、最後の幕引きは納得してるんだろうか?
ヒロインが主人公に電話をかける。
おそらく未来の主人公が現れて危険を回避。
車の後部座席に突然現れる。
盛大に????なのだが!?
なぜ突然後部座席?
ワープでもしてきたかのような??
その車に来るまでは逆回なんだよね??
ずっと後ろ向きに歩いてる人だよね??
街中をずっと??
どこかのゲートからずっと??
一般市民は恐怖に慄くよね??
そして、最大の謎がコレ。
なんで会話が成り立つのだろうか?
おい、ダメなんじゃね?
このコンセプト。