「僕らのミライへ逆回転」TENET テネット 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
僕らのミライへ逆回転
クリックして本文を読む
普通の映画だったらクライマックスと言ってもいいような襲撃シーンで幕を開け、度肝を抜く。相変わらずの重低音の連打も腹に響く。だがその後は、誰が何の目的で何をやっているのか、腑に落ちない展開が続く。極悪非道の犯人がなぜ主人公をさっさと殺さないのか不明だし、主人公がキャットの救出にこだわる理由もよくわからない(そこまで恋愛感情が進んでいる描写はない)。
「時を戻そう」(byぺこぱ)ネタを前面にアピールしている割には、その映像的な成果は今ひとつだった。時間の逆転をもたらす装置の起動の仕方もよくわからないし、人間だけでなく車までいっしょにその影響が及ぶのもナゾだ。
キャットを演じたエリザベス・デビッキさんは、超絶美人だと思った。
コメントする