「爆誕!錯綜迷走混乱!時間綾取り」TENET テネット カロロ恥子さんの映画レビュー(感想・評価)
爆誕!錯綜迷走混乱!時間綾取り
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面白かった!
興奮した!
感動した!
もう、何が何やら
行きつ戻りつ訳分からんちん
複雑に織り成す意味不明展開
時間の糸が、最後見事に純愛物語の姿を表した時の昇華
そして何より、副題を付けるなら『タイムボカン 女の一生』
登場した時はスラーーーっとした肢体とツンとすました様、豪奢な生活は囚われの身で飼われる事を失望と無気力で受け入れている、高級室内犬 サルーキみたいだったエリザベス-デビッキが、段々と瞳に抵抗と愛のために炎を宿していく
ラストの、ヤリイカのごときしなやかなフォルムで海に放物線を描いた時の痛快さ!
素晴らしい…
『ダンケルク』で評論家から<女が出てこねぇから、ダメじゃね>を、見事にどんでん返し
女!女!母は強いの!に、ゾッとする最後のあの台詞は本当に…
戦闘シーンも、良かった!
あれ、どうやって撮ってんやろ?!
時間の挟撃作戦とか、どんな智将名将もなし得なかった激熱展開
別視点で同じ場面を描いて、こんなに『うぉっ?!』と感じた映画は無かった!
これは、5回は見ないといけない名作ですわ!(5回は見ないと理解出来ない迷作でもある)
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