ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりからのレビュー・感想・評価
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お互いを輝かせる「赤✖️緑」
タイムトラベル系の恋愛フランス映画はわかりやすいの⁇なんて思いながら観ていましたが、青春時代の2人のラブラブっぷりやファッション、美しいピアノの音、あっという間に心掴まれた美しい映画でした。 話は、思い通りの人生の成功を得たラファエル。愛するオリヴィアや親友フェリックスに対しても与えられる愛情に感謝もなくなってきている。 (でも、観ながら実際ノリに乗っている時はラファエルみたいになってしまうよね。って思っちゃいます) 神様のいたずらのような転落ストーリーの中、今一度オリヴィアの心を取り戻そうとするのだけど…あらあら、元の人生に戻れる?となった時に成功の人生?愛する人の心?どちらを取り戻したいの?と聞きたくなっちゃう頼りないラファエル。 この映画は恋愛話も素敵だけど、親友フェリックスが抜群!卓球シーンはツッコミどころ満載で笑った!印象的に映し出されるラケットの赤✖️緑は補色関係!色彩の補色関係はお互いを常に輝かせる色。全く違う性格の2人だけど支えあって、本当の親友ってこんな感じだと思わせる。ちょっと笑わせて、人生の幸せって愛する人がいなきゃと思わせてくれる作品、たくさんの方に観て頂きたい。
コミカルなコメディ要素も散りばめられて最後は至極の恋文で締め括られるハッピーエンド
物理学の世界でも語られるという、「たら・ればの世界」。時空から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)をパラレル・ワールドというらしい。学生時代に惹かれ合い仲睦まじく結婚、男は夢叶い人気小説家に、女は夢破れ平凡なピアノ教師。次第に男の心は女の気持ちもぞんざいに仕事に埋没。ある朝、目が覚めたら自分は平凡な国語教師、女は人気ピアニスト。しかも残酷な設定は女は自分の存在は知らない。残酷に広がる世界の中で男は忘れてしまっていた愛を取り返そうと奔走し、最後に本当の愛を知る。著名コメンテイターが『そばにいる当たり前の人の大切さを知る』の感想に同感。コミカルなコメディ要素も散りばめられて最後は至極の恋文で締め括られるハッピーエンド、お勧めです。
フェリックス、いやピエール様さま!
あまり恋愛映画は前向きに観ないのですが、 本作の女優さんの美しさに惹かれて鑑賞。 うーむ、うーむ。 全体的にカラリとしてる作品でした。 夫婦の心情メインの物語のはずなんですが そこの描き方がサラっとしてるんです。 と言うか浅いんです。 だから二人の心情の移ろいが響かない。 うーむ、なのです。 前半の振りが軽いためクライマックスもエンドも 熱量が上がらず軽ーく終わっちゃいました。 キーポイントについても勘が良い方なら途中で わかるはず。ですからあまり謎解きテイストもない。 うーむ、中途半端。ありきたり感満載。 しかしですよ、しかし! 本作、無理かもしれませんがコメディとして観て みましょう。コメディならばかなり良いセンです。 それを確立してるのは、とにかくフェリックスです! 演じられた方存じ上げませんが、めちゃくちゃ 笑わせていただきました。素晴らしい! エージェントのくだり、ピエール最高じゃないすか! いやー、これ以外もちょいちょい挟んでくる小ネタが ツボです。 タトゥーといい、ユニフォームといい、いちいち 面白い。 本作、コメディとして作った方が良かったんじゃ? フェリックス(ピエール)いなかったら、大事故 でしたよ?本作。
思い出になんて出来ない
仕事に没頭するあまり、恋人を大切にしなかった主人公が、どういうわけか迷いこんだ別世界にて、彼女への愛情を想い出し奮闘するが・・・といった物語。 ずっと楽しみにしていたが、公開延期に延期を重ね、漸く観ることが出来た本作。 ストレートなロマンスを想像していたが、予想以上にコメディでSFな作品だった。 まるで漫画かのような出逢いに加えテンポ良すぎる恋物語。程なくして不思議な転機が訪れるが・・・。 ありえないでしょ~という展開の連続に加え、流石にうまく行きすぎでは!?な物語。さらに、いくつかの気になる点も、結局投げっぱなし?な印象もありながら、それでも許せちゃうのは美男美女がもたせる画やピエールの才能が笑わせてくれたからでしょうか。 笑えて少しグッとこさせられるストーリーは非常に好みだった。 特に気に入ったのはフェリックスの存在。何だかんだ信じて味方してくれる親友の存在は最高だった。 そしてまた本作もヒロインが反則級の美女! ちょっと某アイドルグループの1人に似てると思いつつ、こんな美女との物語を歩めるのはラフレベルのイケメンだけなんだろうなぁ~と、ため息の出る作品だった(笑) 楽しみにしてたので、やっと観れたのは嬉しいけど、多くの人に観てもらいたい作品なので、公開のタイミングちょっと悪かったかな。。
パラレルワールドで見せる真実の愛
恋は脳の錯覚、子孫を残すためのもの。その恋の魔法の効果は半年、長くて三年、そこからうまく愛に移行できればいいが、多くの場合、恋が愛に移行できず枯れてゆくーー。 目の前にいる愛する人を、きちんと大切にしていますか? といった戒めのようなものを感じた。 多くのカップル、夫婦が陥りがちな“慣れ”。10年以上も、付き合った当初の気持ちを持ち続けることは脳科学的観点からも、不可能であると言われている。それをどのようにして関係性を継続するか、もう一度恋をするか、愛するかといったテーマのラブコメファンタジー作品。 長年連れ添った夫婦、付き合いの長いカップル、または友人、親、子供など、愛しているけど“居て当たり前”あるいはまるで自分の身体の一部、生活の一部となっていないだろうか。 だからラファエルのような おざなりな態度やいい加減な対応になりがちになる。自分自身耳が痛い話だ。 別世界に行ってまで“自分中心”だったラファエル。 そう、妻だったオリヴィアをまるで私物化していたようにも感じる。 だけど最後の最後で“真実の愛”に気付くんだよね。 ラファエルの友人が最高で二人の友情にはグッと来た。 個人的にはラストをもう少し描いて欲しかった。消化不良なのでマイナス1です。
ラファエルが巨根だというシーンがあった
フランソワ・シビルは、ジュリエット・ビノシュ主演の映画「私の知らないわたしの素顔」で相手役として出ていて、そのあと「パリのどこかで、あなたと」では二枚目の主役を演じていた。両作とも映画としてはとてもよかったのだが、フランソワ・シビルのゴリラみたいな顔(失礼!)のどこに人気があるのだろうと、不思議に思っていた(またまた失礼!)。しかし本作品を観て漸く、人気の秘密がわかった気がした。彼は理性的な思考と感情とが揺らぎ合う繊細な演技ができるのだ。哲学的なフランス女性は彼の豊かな表情に惹かれるのだろう。 どうでもいいことだが、相手役のオリヴィアを演じたジョゼフィーヌ・ジャピが、少し前に日本のグラビアで活躍したスザンヌに似ているなと思いながら鑑賞した。そう思ったのは当方だけだろうか。 本作品は恋愛喜劇として秀逸だと思う。二つの世界に同じ女性がいるが、ひとりは自分の妻でひとりは赤の他人の有名人という設定である。フランソワ・シビルが演じる主人公ラファエルは、前日とは一変した状況を徐々に理解して受け入れる。起きたことは自分にとって悲劇だが、世界にとっては何でもないことを知っている。騒いでもどうにもならないし、都合のいい奇跡は起こらない。現実的な対処が必要なのだ。 フランス映画における恋愛は、恋は性欲の現れだからいつかは相手に飽きて冷めてしまうことを前提に、一時的な浮気は互いに認めることが多い印象である。夫婦に必要なのは性の相性と信頼関係、それに相手を大切にして気遣う優しさである。 性の相性はとても大事で、本作品でも大学で出逢ったラファエルとオリヴィアが性の相性もバッチリという言葉が一瞬だけ出たと思う。そこをもっと深堀りすると、付き合う前に互いに猥談をさんざん交わし、何をしたりされたりするのが好きかどうかを確認したのではないかと思う。日本でも若い人がもっと猥談をすれば、性行為をする前に、性の相性をある程度は確認できると思う。プログラミングが得意な人がいれば、猥談を主体にしたマッチングアプリを立ち上げると大儲けが出来る筈だ。そういえばラファエルが巨根だというシーンもあった。 性の相性もよくて信頼関係もあり、互いを大切に気遣っていたラファエルとオリヴィアだが、一方だけが忙しすぎると時間の使い方がおかしくなる。フランスは労働時間の短い国だが、自由業には適用されず、周囲のビジネスマンが銭ゲバの金儲け主義だと、コンテンツとなる作家やデザイナーは際限なく働かされる。 ラファエルがどこまでも売上を伸ばしてリッチな生活をしようとしたのに対して、有名なピアニストの方のオリヴィアは私生活を大事にする。この対比は重要で、ラファエルが、手に入れた以上のものを失った理由にもなっていると思う。そこに、本作品が描こうとした人生の真実がある気がした。
上映館が少ないのが残念です。
直感で面白そうと感じたので、少ない上映館から探して観に行きました。 主人公が別の平行する時間軸の世界へトリップしてしまうというちょっとSF的な設定ですが、その設定が見事にいかされたとても素敵なハートフルでロマンチックなラブストーリーでした。 脚本も映像も音楽もキャストの演技も上質なのでオススメです!特に「アバウト・タイム」や「ラスト・クリスマス」が好きな方にはきっとハマるはずだと思います。 ※映画の冒頭が「えっ、違う映画と間違えた?」と焦りました。
今見て欲しいラブストーリーでした。
誰にでもお勧めできるフランス発のファンタジックラブストーリーです。出だしからテンポ良く飽きる時間は全くなく展開も早いので楽しめる作品でした。 高校生で出会い一目惚れした二人が結婚し小説家として大成した主人公の夫との幸せな生活が続くと思いきや音楽家の夢を諦めた妻と気持ちが徐々に離れていく この数分のオープニングシーンだけで映画一本分のストーリーが詰まってます。 目が覚めると別次元の自分に生まれ変わるという強引な展開はありますが主演女優が魅力に溢れていてテンポも良いので楽しめるラブストーリーです。 特に家族関係が希薄になってる方は人生に何かを感じる作品になってます。ラストも想定外の展開が二重にあり楽しめました。お勧めします。
なるほどのラブストーリー。カップルで見ておきたい作品!だ。
空想?それとも、現実? そして、真実は? 最愛の人との結婚までのストーリーは、 きっとこんな感じに、絡まって進んでいったゴール! 男子の一途な想い、行動が、心地いい。 それと、 高校時代からの親友は、やはり心強い。 これ、どこの国でも普遍なんですね。 嫌味のない、爽やかな、ラブストーリー! デート❤️に!
ファンタジーなので…
人間関係は綺麗事だけではない。 けれど、10年交わした想いがあるならそれが簡単に吹き飛ぶわけでもない。 一方では感情の盛り上がりが身を結び、もう一方では破局する。 そんなものと思いつつ、なんか混沌とした終わりで、まあファンタジーだしこれでいい事にする。
最高の思い出は、君を愛したこと
冴えない、モサッとした男子学生が、こうも変わるかなあ~ 映画の、というか、俳優の凄さ? ドンドンかっこよくなっていくし、表情も素敵になっていくから、あっという間に引き込まれてしまいました(笑) 別の人生で出会っても、やはり惹かれる何かを感じるのかな。 親友、最高‼️ いい味出してる~ 普段はふざけてるのに、マジな純愛貫いてるとこ、ホントにすごい。 こういうともだちにもなかなか出会えないよね。 ラストもよかった! こういうオチ、いいな。
素敵なフランス映画
フランス映画らしい、素敵な展開。 何がと言うと、ネタバレになるので詳しくはかけませんが、ラファエルの奮闘と心理の変化が良く描かれてました。 周りの友人が素晴らしい。学校の生徒も地味に良かった。 パリの街並みも良い感じです。(ハリウッド映画は乾燥した感じがする) 私がラファエルだったら。。。 あまり考えることはやめておきます。 この俳優、別の映画でもいい味出していて好きです。
そしてシャドーは死んだ FIN
元々大恋愛の末に結ばれた二人、成功ののちに突然のパラレルワールド。その時ようやく、愛する人をないがしろにしていることに気付く。そこから始まる大活躍。・・もうありきたりなんです、こういうストーリー。おフランスものは、ロマンチックにしすぎるきらいがあって、そこも好みに合わず。友人フェリックスのキャラは好き。 「アバウト・タイム」を引き合いに出して賞賛するレヴューを見たのがきっかけだったけど響かず、でした。
愛おしい
なんといっても主人公の二人が、もっというなら親友のフェリックスも、とにかくチャーミングで愛おしい。 ストーリーとしてはツッコミ所は多いし、なんとしても元の世界に戻ろうとするところは、彼女を取り戻したいというよりも自分の成功を取り戻したいだけなのでは?と思わせられたが、二人のチャームで帳消しになる。 「アバウト・タイム」同様に幸せになる映画。
パラレルワールドと言うよりラブコメまたは音楽映画でした。
はい。また私の馬鹿レビューを覗きに来てくれましたね。感謝致します。 もう何回、コロナの話をしてるのでしょうか?時事ネタを入れるので致し方ないのですが・・・飽きました ・・・命がけで戦っている医療従事者の方には申し訳ないのですが・・・ さて現在、大相撲5月場所を開催しています。初日は無観客でした。これがまたね、死ぬほどつまらないんですよ。 なんか稽古か!良く言っても前相撲にしか見えない。緊張感がない。途中でチャンネル回したもん。 今時の人はチャンネル回すって言葉も知らねえわ‼️ ところがなんと!4日目から上限5000人とは言え、観客が復活しました。あのねスポーツとお笑いとコンサートは、コール&レスポンスだね。ひらったく言うと反応だね。例え大声を出せないとしてもだ。 と・・・なると気になる方がいます。以前も言ったんですが、【溜席の妖精】 い・・・いないかあ・・・ 先場所だと向正面、やや右。残念!ところがカメラが左に向いた瞬間です。なんと・・・ いたーー‼️東の花道横の最前列にいました。 もうね、気分は殆ど ウォーリーを探せだよ。常には映らない、チラリと映る。昨日は白コーデ、今日はオフホワイトコーデ。もちろん上品なワンピースです。当たり前ですがマスクをしているのでお顔の全ては見えません。 ただね、行事がたまに 妖精さんの視界を遮るんだよ。おいおい、行事さん。邪魔なんだよ。いらねえよ。少しは気を使えよ! 本末転倒だよ‼️ あとはあれだな、馬鹿ユーチューバーが突撃しないのを祈るだけです。【溜席の妖精の素顔がわかった!】 とかね・・・ いやお顔がわからないのが良いんだろ!ファンタジーだろ!見る側の想像を刺激するのがいいんだよ。 はい。枕と言うか、余談?雑談?まっ与太話です。すいませんねえ。いつもですが。 ここから映画の話です。まあ最近は時間もの、タイムループもの、たくさん有るよね。まあ好きなんですが。 映画でもテレビでも。 いや戦国時代の人も大変だよ。医者、料理人、自衛隊、女子高生、etc…etc… どんだけ、来るんだよ❗️ダブルブッキングするだろ‼️ 私が一番行って欲しいのはユーチューバー。 撃撮!比叡山を焼き討ちした瞬間 信長 最適な草履の暖め方を教えます 秀吉 僕が信長を嫌いになった理由 光秀 失禁したのは内緒だよ 家康 ねっ?そんな動画があったら見たくないですか? ただ戦国時代は電気もWi-Fiもないんで何の役に立ちませんでした。チャンチャン! うるせーー‼️ 失礼しました。ごめんなさい。 物語は高校生のラファエル(フランソワ・シビル)から始まります。彼は小説家を目指しています。 ある日美術準備室からピアノの音色が響いてきます。 弾いているのはオリヴィア。赤メガネがチャーミングです。そこで、トラブル発生!二人で逃げます。そして二人で気絶。しかしラファエルは大事なノートを無くします。自分の小説を書いたノート。 絶望。命と同義語の小説。しかし・・・なんと、オリヴィアが持っていた。二人は恋に落ちます。 なるほどね。恋は落ちるもの。恋は思案の外。 いやこのオープ二ングが鮮烈!短いカットを繋ぎフレンチポップスで語られます。色使いもおしゃれ。 あっと言う間に10年が経ち、ラファエルは大人気作家になりました。執筆の他に打ち合わせ、テレビ出演、サイン会、講演と多忙な生活です。オリヴィアは構って貰えず不満が蓄積しています。 パリが吹雪の夜異変が起こります。朝起きるとオリヴィアがいない。オリヴィア、オリヴィアーー ラファエルは納得が行かないまま小学校に講演に行きます。あれれ?メディアがいない。 まあいいか。ところが質疑応答がまるで噛み合わない。なんだこいつら妙に馴れ馴れしい。俺様の著作を知らない?ラファエルはついに禁断の一言を口にします。それは・・・ これはドッキリだー❗️ ダメです。それを言ってはいけません。 例えばある漫才師の話しだ。相方があのトリンドル玲奈と結婚してコンビを解散すると言っている。いや前提が無茶。トリンドルは美人モデルだけじゃなくて慶應大学卒の才媛。才色兼備だ。 騙される方も馬鹿じゃないから半分はドッキリかと感じた。でも言わない。それを言ったらOAにも乗らない。芸人の一丁目一番地。 なんと二人でユーチューバーになると言う。おいおいユーチューバーを舐めんなよ。もう90%以上それだよ。 否定をしない彼はコンビ解散には全力で否定する。 いや優しいね。元々ファンだったがもっと好きになってしまった。コンビ名は言いません。 おい❗️関係ない話しが多い・・・かも知れないがそう言う芸風なんでしょうがないだろう。 時を戻そう。 なんとこの世界ではオリヴィアは超有名なピアニストだった。パートナーでは有りません。 ロンリネス。俺はひとりぼっち。時の迷宮に迷い込んでしまった。 良しこの世界でオリヴィアと一緒になろう。なーに、彼女の好みは知ってるしさあ。お茶の子さいさいじゃね?いや違いました。好みが変わってる! YOUはSHOKE❗️愛をとりもどせ❗️ さてラファエルは元の世界に戻れるのでしょうか? この世界のオリヴィアの愛を勝ち取れるのでしょうか? そもそもパラレルワールドに行った原因はなんだったんでしょうか? なかなか厳しい状況ですが気になった方は映画館へGOです。それからショパンが好きな方も納得のシーンがあるかも知れません。 こんな長文を読んで頂きありがとうございます。 とっちらかっててごめんなさい。 FIN
苦手なジャンルだが
恋愛映画は製作国を問わず観ない。その中でも、韓国ドラマ好きからは殺されそうだが、韓国恋愛ドラマは地上から無くなって欲しいくらい。もちろん、この映画も苦手なジャンル。観ようとした理由は、緊急事態宣言で私の住む地域は映画館が11日まで閉鎖されていて、12日から平日のみ再開されたものの、いつまた映画館が全面閉鎖されるかもしれず、今月末までのポイントを消化しなければならなかったため。で、上映開始時間で無理やりはめ込んだ結果。さらに理由としてもう一つ、恋愛物でもSF要素大の可能性が有ると自分に言い聞かせて無理やり。 この日の3本目。順に、ジェントルマン、シグナル、この映画。結果、3本の内、渋々入れたこの映画が一番面白かった。特に最後は、そう来たかという感じですね。結論として、途中で挿入される主人公の妄想とパラレルワールドを題材にしていることを別にすると、SF要素はほぼ無く、正統派恋愛映画ですわ。毛嫌いしていた恋愛映画、面白いじゃないか。 しかし、この邦題でだいぶ損をしているような気がする。「ラブ・セカンド・サイト」ときて、追い打ちの「はじまりは初恋のおわりから」。虫唾が走りそうで、開始時間さえ合ってなければ絶対観なかったであろう題名。しかも、フランス映画なのになぜか英語の題名で甘々のラブストーリーを想像させる。たしかに、甘々っちゃあ甘々だけど、アメリカ産ラブコメの、最初いがみ合っていたのにいつの間にかに・・・・というアホみたいな安物ストーリーではない、割と硬派の恋愛映画だと思う。とは、これを高評価する自分への言い訳。ところで、題名決定者は、フランスもアメリカも人類みな兄弟で「外人さんは全員同じに見えて区別がでけん」という婆さん並みの知性なのか? 話を最初に戻して、実は恋愛映画・ドラマが案外好きなのかも。このまま行けば、韓国恋愛ドラマもハマルほど面白いのか、ウハハ。しかし、目の中に星をいくつも入れ、胸の前で両手の指を組んで観るようになってたらどうしよう、うげー。
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