ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりからのレビュー・感想・評価
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オリヴィアは外見はもちろん 内面もとっても素敵な女性 もう一つの世...
オリヴィアは外見はもちろん
内面もとっても素敵な女性
もう一つの世界で
人気ピアニストになっていても
高慢なところなど全くなく
誰にも自然体で接している
「10年前に出会っていたら…」と
残念そうに言っていたけど
今カレのプロポーズを振り切って
ラファエルの方に飛び込んできたのだから
2人はよっぽど相性がよいというか
やはり運命の糸で結ばれていたのでしょうか
この先の2人のストーリーは
描かれていないけれど
もう一つの世界の方も悪くない気がする
海辺のレストランで
オリヴィアが語っていたように
子どもが産まれて
子育ての思い出も
2人で分かち合っていく人生を想像したい
〝恋〟が〝愛〟に変わるとき
やっと観られた〜フランス発の素敵なラブストーリーだった。
出会って恋に落ちて結婚して…までがテンポよく素早く描かれていて、えっ?と思ったんだけど…
考えてみたらその後の人生の方が長いんですよね〜
人間って誰かを好きになるのは意外と簡単だけど、結婚となると自分の人生と相手の人生を共有しながら何十年も一緒に生きてくわけだから難しいよね。
自分が小説家になる成功、相手の失敗。
相手がピアニストになる成功、自分の失敗。
愛や恋があれば大丈夫なんてことはない。
でもお互いの夢や生き方を尊重しながら2人とも成功する道だってあるのかもしれない。
ラファエルが本当の愛を知り、彼女の生き方を尊重して自分が成功した世界の方へ引き戻そうとするのを止めたあたりから…涙がぶわっと出た。
笑って泣けて大切なことに気づかせてくれる恋愛映画。
フランスの街並みが良かった上にカマルグの湿地帯の美しい風景まで見せてくれて感激だった。
あと、主人公の心情に寄り添うように流れるピアノBGMが良い。
ピアニストの彼女が奏でるピアノ曲もとても良い。
ラストシーンはもう最高ーー!でした。
あの後の2人を想像しながら元気に帰宅したよ〜
別の世界線の物語
高校でピアノの上手な女性オリビアに出会い
二人を模した小説を書く事で成功した主人公
支えてくれた彼女はピアニストとして成功できない
忙しさのせいもあるのか、有名になる事で傲慢にもなってしまう
そんなある日彼女と喧嘩し世が明けると別の世界に居ることに気づく
その世界の違いは彼女と彼の関係性で
彼女がピアニスト として成功しており
彼は小学校の教師をしながら卓球に勤しむうだつが上がらない生活をしている
この世界の事がわからないまま彼女に必死に近づこうとするが...
紆余曲折あって
何とか彼女とよりを戻そうと必死にアプローチをして
小説を彼女に読んでもらえれば
元の世界にもどるものと知る
彼女に一度は小説を渡すが
彼女のピアノの演奏を聴き感銘を受け、
いかに元の世界での自分という存在が彼女が成功する機会を奪っていたのかに気づき
彼女の幸せを想い小説を回収する事を選択する...
ってここまでで良い!(笑)
最後のキスシーンはいらんよ
彼の想いの強さが感じられてそのままでも切なくていいじゃない
何故、簡単な方に流れたかな
フランス映画に偏見はないが
恋にうるさそうなお国柄なのに何故こうしたかな?
成就しなくても相手を想う恋愛の切なさが出てて
とても良かったのになぁ
最後のキスシーンは美しかったけど
無い方が絶対切なくて良かったと想うんだけどな
脚本を煮詰めきらなかった感もあるかな
でも、なかなか楽しめる恋愛ファンタジー映画でした
邦題サブタイトルが秀逸、パラレルワールドに迷い込んだ男の起死回生を辛辣に見つめるフレンチ版『イエスタデイ』
ノートに自作の小説を書き溜めている内気な高校生ラファエルは放課後独り残ってピアノを弾いていたオリヴィアと出会い恋に落ち大恋愛の末結婚する。10年後、人気SF作家として成功したラファエルはピアノ講師となったオリヴィアとふとしたことから激しく言い争いをしてしまう。翌朝独りベッドで目覚めたラファエルはいつもとは少し様子の違う朝に違和感を感じるが、オリヴィアが有名なピアニストとなっていることを知り驚愕する。自分とオリヴィアが出会っていないパラレルワールドに迷い込んでしまったことに気づいたラファエルは親友フェリックスの力を借りて元の世界に戻ろうと奔走するが・・・。 というストーリーですが、それとは全然トーンの異なる意外な風景からスタート。ラファエルとオリヴィアが恋に落ちてからすれ違うまでの10年間を手早く纏めながら登場人物の人間関係をざっと俯瞰しているので、ラファエルにしか解らない焦燥感に違和感なく共感出来るように丁寧に演出されています。その後並行世界でも何とかオリヴィアに近づくことが出来たラファエルの試行錯誤があくまでコミカルに繰り返されますがそこでじわりと炙り出されるのはラファエルにだけ解らない違和感。そこにスポットライトが当たるクライマックスでラファエルが下す決断はぐっと胸に迫ります。キーワードは原題の”Mon Inconnue”・・・私の見知らぬ人です。 作品テイストとしては同じくパラレルワールドでの悲喜交々を描いた『イエスタデイ』によく似ていますが、作品に漂うアンニュイな残り香は随所に散りばめられているスリリングな特殊効果の影響もあって『ミッション:8ミニッツ』にも似ています。オリヴィアを演じるジョセフィーヌ・ジャピの美しさが格別で、冒頭赤い縁の眼鏡にオーヴァーオールで登場した瞬間からハートがブチ抜かれること請け合いです。
セカンドチャンス
予告編のみで予備知識なしで観ましたが、とても楽しめました。現代では多くの出会いを求める方法はいろいろありますが、きっかけは何であれ出会い、愛し合える事は奇跡である訳で、何故か反省している自分がいました。諦めかけたセカンドチャンスをラファエルは掴むことができてよかったです。ちなみに私はオリヴィア役のジョセフィーヌ・ジャピにラブ・ファースト・サイトでした。
お互いを輝かせる「赤✖️緑」
タイムトラベル系の恋愛フランス映画はわかりやすいの⁇なんて思いながら観ていましたが、青春時代の2人のラブラブっぷりやファッション、美しいピアノの音、あっという間に心掴まれた美しい映画でした。 話は、思い通りの人生の成功を得たラファエル。愛するオリヴィアや親友フェリックスに対しても与えられる愛情に感謝もなくなってきている。 (でも、観ながら実際ノリに乗っている時はラファエルみたいになってしまうよね。って思っちゃいます) 神様のいたずらのような転落ストーリーの中、今一度オリヴィアの心を取り戻そうとするのだけど…あらあら、元の人生に戻れる?となった時に成功の人生?愛する人の心?どちらを取り戻したいの?と聞きたくなっちゃう頼りないラファエル。 この映画は恋愛話も素敵だけど、親友フェリックスが抜群!卓球シーンはツッコミどころ満載で笑った!印象的に映し出されるラケットの赤✖️緑は補色関係!色彩の補色関係はお互いを常に輝かせる色。全く違う性格の2人だけど支えあって、本当の親友ってこんな感じだと思わせる。ちょっと笑わせて、人生の幸せって愛する人がいなきゃと思わせてくれる作品、たくさんの方に観て頂きたい。
フレンチキスと月老
街の景色や実家のある海辺の撮り方、移動する人物など美しいショットがたくさん
主人公のある種のガサツさが物語の鍵(勝手にふるえてろ
'17の二のよう)
相手を顧み己を省みて二度目のロマンチック(実用的!難しいけど)
売り方はアレだが作品の視点もターゲットも男性です
間違いに気付いたら?はじめからやり直そう!
ボタンを掛け違えたことにより、現在ばかりか過去まで変わってしまったというファンタジー・ラブコメディ。
人気SF作家のラファエルは、忙しすぎてピアノ講師の妻オリヴィアとはすれ違いの生活が続いていた。ある日妻と大喧嘩して翌朝目覚めると妻は消えていて、自身の環境も激変していた。オリヴィアは有名なピアニスト、自分は中学の国語教師で、自堕落ともいえる生活を送っているらしい。
パラレルワールドに迷い込んでしまったのか?どこで間違った?修正すれば元の世界に帰れる?何とか元に戻そう。まず妻とまた一から始めなければ。ジタバタするラファエル。元の世界でも友達のフェリックスに協力を頼みますが、相変わらず自己中心的。いろいろ試すも戻りません。
ようやく最後の手段に望みを託しますが、そもそもどうしてこうなったのか。自身の慢心が招いた結果ではなかったか?自分が得た名声と地位は、本当に自分だけの力で勝ち取ったものだろうか。
結局、ラファエルが取った行動。彼は、これはパラレルワールドではなく、自分が再び間違えたら、ピアニストのオリヴィアは存在しなくなると思ったのかもしれません。(すみません、パラレルワールドの定義を良く知らないので、私はこう思いました)
元に戻っても妻のピアノは聴けるけれど、オリヴィアには夢を叶えてもらいたい。自分はそれを望んでいたはずだ、と気付いたのでしょう。
ラファエルはまた小説を書くでしょうか。私は書いて欲しいです。でも彼は変わったから、作風は以前とは違うのでしょう。
コミカルなコメディ要素も散りばめられて最後は至極の恋文で締め括られるハッピーエンド
物理学の世界でも語られるという、「たら・ればの世界」。時空から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)をパラレル・ワールドというらしい。学生時代に惹かれ合い仲睦まじく結婚、男は夢叶い人気小説家に、女は夢破れ平凡なピアノ教師。次第に男の心は女の気持ちもぞんざいに仕事に埋没。ある朝、目が覚めたら自分は平凡な国語教師、女は人気ピアニスト。しかも残酷な設定は女は自分の存在は知らない。残酷に広がる世界の中で男は忘れてしまっていた愛を取り返そうと奔走し、最後に本当の愛を知る。著名コメンテイターが『そばにいる当たり前の人の大切さを知る』の感想に同感。コミカルなコメディ要素も散りばめられて最後は至極の恋文で締め括られるハッピーエンド、お勧めです。
フェリックス、いやピエール様さま!
あまり恋愛映画は前向きに観ないのですが、 本作の女優さんの美しさに惹かれて鑑賞。 うーむ、うーむ。 全体的にカラリとしてる作品でした。 夫婦の心情メインの物語のはずなんですが そこの描き方がサラっとしてるんです。 と言うか浅いんです。 だから二人の心情の移ろいが響かない。 うーむ、なのです。 前半の振りが軽いためクライマックスもエンドも 熱量が上がらず軽ーく終わっちゃいました。 キーポイントについても勘が良い方なら途中で わかるはず。ですからあまり謎解きテイストもない。 うーむ、中途半端。ありきたり感満載。 しかしですよ、しかし! 本作、無理かもしれませんがコメディとして観て みましょう。コメディならばかなり良いセンです。 それを確立してるのは、とにかくフェリックスです! 演じられた方存じ上げませんが、めちゃくちゃ 笑わせていただきました。素晴らしい! エージェントのくだり、ピエール最高じゃないすか! いやー、これ以外もちょいちょい挟んでくる小ネタが ツボです。 タトゥーといい、ユニフォームといい、いちいち 面白い。 本作、コメディとして作った方が良かったんじゃ? フェリックス(ピエール)いなかったら、大事故 でしたよ?本作。
思い出になんて出来ない
仕事に没頭するあまり、恋人を大切にしなかった主人公が、どういうわけか迷いこんだ別世界にて、彼女への愛情を想い出し奮闘するが・・・といった物語。 ずっと楽しみにしていたが、公開延期に延期を重ね、漸く観ることが出来た本作。 ストレートなロマンスを想像していたが、予想以上にコメディでSFな作品だった。 まるで漫画かのような出逢いに加えテンポ良すぎる恋物語。程なくして不思議な転機が訪れるが・・・。 ありえないでしょ~という展開の連続に加え、流石にうまく行きすぎでは!?な物語。さらに、いくつかの気になる点も、結局投げっぱなし?な印象もありながら、それでも許せちゃうのは美男美女がもたせる画やピエールの才能が笑わせてくれたからでしょうか。 笑えて少しグッとこさせられるストーリーは非常に好みだった。 特に気に入ったのはフェリックスの存在。何だかんだ信じて味方してくれる親友の存在は最高だった。 そしてまた本作もヒロインが反則級の美女! ちょっと某アイドルグループの1人に似てると思いつつ、こんな美女との物語を歩めるのはラフレベルのイケメンだけなんだろうなぁ~と、ため息の出る作品だった(笑) 楽しみにしてたので、やっと観れたのは嬉しいけど、多くの人に観てもらいたい作品なので、公開のタイミングちょっと悪かったかな。。
映画も女優さんもgood〜!
可愛く、綺麗な、なおかつナイスボディーで性格も良い完璧な女優さんを久々に拝見しました。コンビの主演男優は逆に野生人っぽく、よほどの相性がいいんだなという印象で、元サヤに収まってほしいし、そうなるんだろうと思ってたんだけども、ラストはそう来たかという感じだった。んーとも思ったけどそれもありか!という思いに自分を納得させました。来世ではまた二人出会い‥‥と、思いました!
とにかく、女優さんに惹き込まれましたね!www
パラレルワールドで見せる真実の愛
恋は脳の錯覚、子孫を残すためのもの。その恋の魔法の効果は半年、長くて三年、そこからうまく愛に移行できればいいが、多くの場合、恋が愛に移行できず枯れてゆくーー。 目の前にいる愛する人を、きちんと大切にしていますか? といった戒めのようなものを感じた。 多くのカップル、夫婦が陥りがちな“慣れ”。10年以上も、付き合った当初の気持ちを持ち続けることは脳科学的観点からも、不可能であると言われている。それをどのようにして関係性を継続するか、もう一度恋をするか、愛するかといったテーマのラブコメファンタジー作品。 長年連れ添った夫婦、付き合いの長いカップル、または友人、親、子供など、愛しているけど“居て当たり前”あるいはまるで自分の身体の一部、生活の一部となっていないだろうか。 だからラファエルのような おざなりな態度やいい加減な対応になりがちになる。自分自身耳が痛い話だ。 別世界に行ってまで“自分中心”だったラファエル。 そう、妻だったオリヴィアをまるで私物化していたようにも感じる。 だけど最後の最後で“真実の愛”に気付くんだよね。 ラファエルの友人が最高で二人の友情にはグッと来た。 個人的にはラストをもう少し描いて欲しかった。消化不良なのでマイナス1です。
ラファエルが巨根だというシーンがあった
フランソワ・シビルは、ジュリエット・ビノシュ主演の映画「私の知らないわたしの素顔」で相手役として出ていて、そのあと「パリのどこかで、あなたと」では二枚目の主役を演じていた。両作とも映画としてはとてもよかったのだが、フランソワ・シビルのゴリラみたいな顔(失礼!)のどこに人気があるのだろうと、不思議に思っていた(またまた失礼!)。しかし本作品を観て漸く、人気の秘密がわかった気がした。彼は理性的な思考と感情とが揺らぎ合う繊細な演技ができるのだ。哲学的なフランス女性は彼の豊かな表情に惹かれるのだろう。 どうでもいいことだが、相手役のオリヴィアを演じたジョゼフィーヌ・ジャピが、少し前に日本のグラビアで活躍したスザンヌに似ているなと思いながら鑑賞した。そう思ったのは当方だけだろうか。 本作品は恋愛喜劇として秀逸だと思う。二つの世界に同じ女性がいるが、ひとりは自分の妻でひとりは赤の他人の有名人という設定である。フランソワ・シビルが演じる主人公ラファエルは、前日とは一変した状況を徐々に理解して受け入れる。起きたことは自分にとって悲劇だが、世界にとっては何でもないことを知っている。騒いでもどうにもならないし、都合のいい奇跡は起こらない。現実的な対処が必要なのだ。 フランス映画における恋愛は、恋は性欲の現れだからいつかは相手に飽きて冷めてしまうことを前提に、一時的な浮気は互いに認めることが多い印象である。夫婦に必要なのは性の相性と信頼関係、それに相手を大切にして気遣う優しさである。 性の相性はとても大事で、本作品でも大学で出逢ったラファエルとオリヴィアが性の相性もバッチリという言葉が一瞬だけ出たと思う。そこをもっと深堀りすると、付き合う前に互いに猥談をさんざん交わし、何をしたりされたりするのが好きかどうかを確認したのではないかと思う。日本でも若い人がもっと猥談をすれば、性行為をする前に、性の相性をある程度は確認できると思う。プログラミングが得意な人がいれば、猥談を主体にしたマッチングアプリを立ち上げると大儲けが出来る筈だ。そういえばラファエルが巨根だというシーンもあった。 性の相性もよくて信頼関係もあり、互いを大切に気遣っていたラファエルとオリヴィアだが、一方だけが忙しすぎると時間の使い方がおかしくなる。フランスは労働時間の短い国だが、自由業には適用されず、周囲のビジネスマンが銭ゲバの金儲け主義だと、コンテンツとなる作家やデザイナーは際限なく働かされる。 ラファエルがどこまでも売上を伸ばしてリッチな生活をしようとしたのに対して、有名なピアニストの方のオリヴィアは私生活を大事にする。この対比は重要で、ラファエルが、手に入れた以上のものを失った理由にもなっていると思う。そこに、本作品が描こうとした人生の真実がある気がした。
上映館が少ないのが残念です。
直感で面白そうと感じたので、少ない上映館から探して観に行きました。 主人公が別の平行する時間軸の世界へトリップしてしまうというちょっとSF的な設定ですが、その設定が見事にいかされたとても素敵なハートフルでロマンチックなラブストーリーでした。 脚本も映像も音楽もキャストの演技も上質なのでオススメです!特に「アバウト・タイム」や「ラスト・クリスマス」が好きな方にはきっとハマるはずだと思います。 ※映画の冒頭が「えっ、違う映画と間違えた?」と焦りました。
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