「François Civil に抱かれたい(アタシは生物学的には♂)」ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
François Civil に抱かれたい(アタシは生物学的には♂)
パラレルワールドのストーリーだが、小説が売れて有頂天になり、忙殺され、大事な彼女を思い遣る余裕のないお前!ラファエル!
一般人でもよくある話しじゃないかと思う。家のライトスタンドをぶっ壊して、呑みにいっちまったお前。バチが当たったんだよ。
本当の恋はいつ訪れるかはわからない。でも、この話はなぜか根本的な男女の相性について考えさせられる。オリビアが言った言葉。「10年前に会っていたら・・・」これは間違いない。パラレルワールドだろうが、そうでなかろうが、そう思えたら本物なのだよ。
私はまだ「私の知らない私の素顔」を引きずっていることに前半の途中から気づいた。ジョセフィーヌ・ジャピ。高校生の頃のピンク色のメガネ。大人になってからはメガネなし。なんとなくジュリエット・ビノッシュの若い頃を思わせる。私の知らない私の素顔のジュリエット・ビノッシュの妄想が怨念のようにこの映画でも続いている物語のような気がして、高校生の頃の初恋と大人の恋のふたつをダブルゲットしたような、ビノッシュにとってはすごいお得感を感じた。
ラストの選択は納得。
だって、自分の都合の悪いところは消去して、新しい状況で最愛の人のために生きることを選択できたんだから
幸せだよ。ズルい。
リセットポイントは二ヶ所あると思う。
高校生の時の意識消失ベンチと結婚後の荒れたあの日。
でも、そのどちらをとっても幸せにはなれない気がする。物語の結末を変えても。
現実では決して元に戻れない夢を見させてもらった。
やっぱり、失ったあとからわかる大事なことの話しだった。パラレルワールドはあんまり関係ない。
親友のフェリックスがとてもいとしいと思った。フェリックスなしでは成立しない世界でもあった。
PINGとPONGは消えない。
フランシス・シビル。男からみてもすごく魅力的。黒のボクサーパンツの突起見た?
本気出したら、もっとすごいよ!
このままフランス映画で頑張って欲しい。ハリウッドに行ったらコ・ロ・ス。
私も、ジョゼフィーヌを観てジュリエットビノシュを思い出してしまいました。
主人公の2人、ハリウッドタイプの俳優さんの様なゴージャスでグラマラスでキラキラ感とは違う雰囲気…フランス人の俳優さんなんですよね。
フランソワズ シビル、「パリのどこかであなたと」の不器用な役どころの演技も良かったですね。
カールⅢ世さん、コメントありがとうございます。
>やっぱり、失ったあとからわかる大事なことの話しだった。パラレルワールドはあんまり関係ない。
そうですね。
皆さんのレビューを拝読していて
「今が大事」
そういうことを言いたいのかな、と思っています。
☆映画のコメントは人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
えへ。
1件は気付いてました。
そのうち イジろうかな と思って忘れてました。 えへ
※何やら1件だけでは無く、もっとありそうな気配が…
見つけるのが楽しみです。 ぶんぶん えへ